2020年10月13日

 昼12時過ぎ。テイクアウトの海鮮丼を猛スピードで平らげた。(再び反省)午後から知事車で吾妻郡に入る。その前に本日のブログを更新してしまおう。

 午前9時30分から庁議。冒頭の知事挨拶で、20分以上、喋った。毎回、街頭演説をやっているようなものだ。が、毎週1回、知事の考え方や思いを、県庁幹部の人たちに伝えておくことには、とても意味があると思っている。

 今日は県有施設の見直し問題と豚熱(CSF)対策について話した。何かを変えようと思えば、必ず反発がある。それによって影響を受ける人たちがいるからだ。

 行政で最も難しいのは「何かをやめる」こと。逆に、最も簡単なのは、「ダラダラと続ける」ことだ。

 先般、県有施設の見直しに関する県としての中間報告(現時点での方針)を示した。もちろん、最終結論ではない。最終的な方向性は年度内に決定する。ここから本格的な議論が始まるのだ。

 様々な意見に耳を傾け、議会とも十分に議論を積み重ねた上で、より良い結論を導き出していく。これが民主主義のプロセスというものだ。

 が、最終的には、県議会にも、関係市町村にも、県民の方々にも、県の決定を理解していただけるものと信じている。そう思う理由はシンプル。国会議員時代も、知事就任後も、1人1人の県議と真剣に向き合って来たからだ。言い換えると、多くの県議と覚悟を持って付き合って来た。今後もその姿勢は変わらない。

 今後の展開によっては、知事自身が、(こちらから足を運び)1人1人の県議や市町村長に理解を求める。どうしても必要なら、個々の県議の有力な支持者の方々にも直接、会って状況を説明する。

 世の中は、理屈や理論だけでは動かない。最後に人の心を動かすのは、熱意(パッション)と誠意だ。県庁が一致協力して対応すれば、必ず道を切り拓けるはずだ。この件については、改めて詳しく述べる。

 庁議終了後も、関係部局との協議や秘書課との打ち合わせが続いた。午後からは、新総合計画ビジョンに関する最後の地域別懇談会(吾妻編)に足を運ぶ。これで11回目。今回も地域の県議と町村長全員に参加していただける予定だ。

 

◇群馬県の政策の詳細については県のサイトをご覧ください。
https://www.pref.gunma.jp/

◇新型コロナウイルス感染症についてのまとめページはこちらです。
https://www.pref.gunma.jp/02/d29g_00243.html

 

    <昨日、行われた県内の信金・信組代表との共同会見>