2020年10月4日:パート2

 21時過ぎ。先ほど、Youtube Premiumで、トランプ大統領に関するNBC、MSNBC、CNN等の最新ニュースを改めてチェックした。新型コロナへの感染が確認された米国大統領と大統領夫人の一刻も早い回復をお祈りしたい。

 トランプ大統領の病状については、様々な憶測が飛び交っている。もちろん、あの生命力とエネルギーの塊のような大統領が、重症化するようなことはないと信じている。加えて言うと、世界最高レベルのメディカルチームが治療にあたっているのだ。

 が、反面、トランプ大統領の状態は、思ったより深刻なのではないかという考えも、心を過ぎったりする。そりゃあ、そうだろう。もし体調が良ければ、(トランプ大統領の性格から考えても)もっと全面に出て、「順調な回復」をアピールするはずだ。

 例えば、入院中でも矢継ぎ早にツイートを連発したり、動画のメッセージを次々に発信するに違いないと思っていた。が、その後の発信が少ない。少なくとも、今は「頻繁に登場することが難しい状況」に陥っているのだと思う。

 それはそうと、先週の金曜日、群馬の誇る世界遺産、富岡製糸場の国宝「西置繭所」(にしおきまゆしょ)のグランドオープン記念式典が開催された。遅れて、式典に飛び込んだ。来賓として、次のような趣旨の祝辞を述べた。

 「『西置繭所』のグランドオープン、おめでとうございます。この大事な式典に遅参したご無礼をお許しください。皆さんご存知のとおり、先般、県内で豚熱(CSF)が発生し、今、県としても、その後の防疫措置に全力を傾注しています。」

 「今朝は上京して、岸信夫防衛大臣と会って来ました。大臣には、豚の殺処分に自衛隊の協力を頂いたことに直接、お礼を申し上げると同時に、今後の災害対策等で必要になった場合の自衛隊の支援について、改めてお願いして来ました。」

 「さて、世界遺産であり、国宝でもある西置繭所の保存整備事業は、近代化遺産としては、最も大規模な工事でした。工法はもちろん、施工に際しても試行錯誤の連続だったと聞いています。今日は文化庁長官にもご出席を頂いていますが、国が50%、県が25%の補助金を付けた事業でもあります。この事業を成し遂げた富岡市の皆さん、全ての関係者の皆さんのご尽力に、県民を代表して敬意を表し、感謝を申し上げます。」

 続けて、建物内に作られたガラスのホールの魅力や、県が10月の下旬に世界遺産の中で行う予定の世界遺産劇場関連のイベントについて触れた。今年6月にオープンした世界遺産センター「セカイト」と県庁32階のスタジオ「tsulunos」での発信を通じ、富岡製糸場と絹産業遺産群の魅力をさらに内外にアピールしていくことも約束した。

 最後にこう付け加えた。

 「ただし、皆さん、ここからが本当の勝負です。世界遺産という看板があっても、(そのことに甘えて)もう一歩を踏み出さないと、成果は得られません。今回の西置繭所の新装オープンをどう活用し、富岡製糸場という世界遺産のPRに結びつけていくのか?!この施設をいかに県内観光や産業の活性化に結びつけていくのか?!そこが最も重要だと考えています。」

 あ、お湯が沸いた。熱い紅茶をもう一杯飲んでから、運動する。右肩を痛めているので、腹筋と足だけにしておこう。

 

◇群馬県の政策の詳細については県のサイトをご覧ください。
https://www.pref.gunma.jp/

◇新型コロナウイルス感染症についてのまとめページはこちらです。
https://www.pref.gunma.jp/02/d29g_00243.html

 

   <リニューワル・オープンした西置繭所の内部>