2020年9月16日:パート3

 22時30分。寝不足から来る頭痛が楽になった。熱いミルクティーのお陰だ。すかさず、パソコンのブログ更新画面を呼び出した。

 本日、県内で行われた新型コロナウイルス検査は317件。うち24件の陽性が確認された。濃厚接触者も相当、いるようだ。明日の定例知事会見で、対応策を発表する。

 さあ、ここからは、「安倍総理との20分」に関するブログの続編。いつもより穏やかな表情の安倍総理(正確には前総理)と落ち着いて向き合うことが出来た。安倍首相が勇退する前に、2人きりで本音を語れる機会を持てるなんて。過去のブログでも触れたが、自分にとって、この20分間は特別な空間だった。(感謝)

 総理には、こんなことも申し上げた。

 「安倍総理は、好むと好まざるとにかかわらず、首相を辞任された後も、政界でずっと影響力を持ち続けることになると思います。いや、総理、これだけの実績と人望があるのだから、仕方がありません。申し訳ありませんが、今後も様々な場面で、日本のために頑張っていただかないと。」

 「総理が永田町に戻れば、最大派閥の清和研はすぐ安倍派になるはずです。皆、総理の帰りを待っているに違いありません。」

 「安倍総理のことですから、総理を辞められた後もキングメーカーとして権勢を振るうみたいなことはやらないと思います。が、それでも引き続き、次の首相も含む大勢の人たちから頼られることになると思います。群馬県のことは、今後もぜひよろしくお願いします。」

 安倍総理は、「いや、キングメーカーとか、そんなことは全く考えていないけどね」と笑っていた。

 実は、安倍総理との20分の中で、自分のほうから森友、加計問題に言及した。総理にお詫びしなければならないことがあった。いずれにせよ、自分の率直な気持ちを、最後にもう一度、総理に伝えておきたかった。

 この際のやり取りは、次のブログ(その6)に掲載する。何を言ったのかは、きちっと書き残しておきたい。総理に面と向かって、こんなことを言う政治家は、恐らく自分しかいないと思うからだ。

 さて、と。少し身体を休めてから、運動する。

    <知事と県内医療関係者との意見交換会>