2020年9月2日:パート2

 22時過ぎ。高崎の自宅でパソコンを起動した。

 今晩、最後のナス&鶏肉カレーを食べ終わった。冷蔵庫から残りのカレーを取り出し、再び豆乳と麺つゆを加えて、煮込んでみた。懐かしい日本のカレーの味がした。

 さて、本日17時から菅義偉官房長官の記者会見が始まった。知事室でのウェブ会議を中断。テレビの生中継を見た。

 冒頭、菅長官が、自民党総裁選挙への立候補を正式表明。政治を志した自らの原点、今回、総裁選への出馬を決断した理由と経緯、新総理として目指すべき日本の方向性等について、自らの言葉で、率直に語っていた。実直な語り口には、とても説得力があった。

 「7年8ヶ月の安倍政権の基本路線を継承し、新型コロナ感染拡大防止と経済との両立を成し遂げられるリーダーは、菅長官しかいない。」改めて、そのことを確信した。

 17時20分。会見を途中まで見てから知事室を出た。そのままぶら下がり会見。TVカメラとペンの前で、次のような趣旨の話をした。

 「先ほど、菅義偉内閣官房長官が、自民党総裁選への立候補を表明されました。これを受けて、群馬県知事として、元自民党国会議員として、菅長官を全面的に応援させていただくことを決めました。ぜひとも、次の首相になっていただきたいと考えています。」

 「菅長官を支持したい幾つかの理由があります。第1に、新型コロナウイルスとの戦いを勝ち抜くためには、国と地方自治体の協力が欠かせないということです。」

 「群馬県知事という立場からすると、県の新型コロナ対策を進めていく上でも、様々な事業を展開していくためにも、政府との連携が必要なことは言うまでもありません。菅総理なら、群馬を含む地方を(引き続き)しっかりと支援していただけるものと思います。」

 「第2に、私が知事に就任して1年余りの間に、豚熱(CSF)問題や新型コロナ対策等を含む様々な問題で、菅長官に何度も助けていただいたという事実があることです。これは、県民、特に県内の自民党員の皆さんにも、ぜひ、知っておいていただきたいと思います。(怒涛のような1年の間に)群馬県は、あらゆる局面で、菅長官に本当にお世話になっているんです。」

 「第3に、私にとって菅長官は、国会議員時代からご指導を頂いてきた政界の兄貴分であるということです。閣僚時代にも、様々な場面でサポートしていただきました。閣僚を退任した後、安倍総裁のネット戦略アドバイザーに任命された際にも、私の活動を後押ししてくれたのが、他ならぬ菅のアニキでした。」

 「加えて言うと、北朝鮮に対する2つの経済制裁法も、兄貴分の菅長官、盟友の河野防衛大臣と私の3人が力を合わせて成立させたという自負があります。」

 そう話しながら、心の中で、こんなふうに呟いた。

 「ここは、政治家山本一太も、群馬県も、菅長官に恩返しをする場面だ」と。

 あ、お湯が沸いた。熱いミルクティーを飲まないと。この後、今後の具体的な対応についても言及した。何を言ったのかは、次回のブログで。

 

◇群馬県の政策の詳細については県のサイトをご覧ください。
https://www.pref.gunma.jp/

◇新型コロナウイルス感染症についてのまとめページはこちらです。
https://www.pref.gunma.jp/02/d29g_00243.html