2020年9月1日:パート2

 21時過ぎ。高崎の自宅にいる。

 夕食は(昨晩に引き続き)ナスと豚肉のカレーだった。前菜(?)は、小松菜とキムチのサラダ。明晩も同じカレーを食べる。美味しいので、ちっとも飽きない。

 本日、石破茂元幹事長と岸田文雄政調会長が記者会見を開き、安倍総理の後継を決める自民党総裁選への立候補を表明した。菅官房長官も、明日、記者会見で正式に出馬を発表する見込みとのこと。

 河野太郎防衛大臣と小泉進次郎環境大臣は、すでに不出馬を決めている。少し前のブログで予想したとおり、結局、今月中旬の総裁選は、有力3候補(菅長官、石破元幹事長、岸田政調会長)によるレースとなった。

 そりゃあ、そうだろう。この3人を除き、現下の状況において、総裁選出馬に必要な推薦人20名を確保出来る議員など、最初から見当たらない。菅官房長官も明日、記者会見で立候補を正式表明するとのこと。

 報道によると、党内では、主要派閥を中心に菅官房長官に対する支持が急速に拡大しているようだ。永田町周辺では、「何があろうと菅長官優位の流れは変わらない」という見方が支配的になっている。

 もちろん、政治は最後まで何が起こるか分からない。菅長官のような勝負師に「油断」という言葉はない。最後の瞬間まで全力で戦い抜く覚悟だと思う。

 今日、友人のメディア関係者(某テレビ局の番組プロデューサー)と、こんな話をした。

山本:「総裁選は、菅長官がかなり有力になっているらしいですね。」

友人:「いや、一太さん。有力どころか、もう100%、菅総理ですよ。各マスコミの関心事は、すでに菅内閣の最初の組閣人事に移ってます。」

山本:「え?もう、そんな状況になってるの?!万一、菅首相が誕生したとしたら、新総理は、河野太郎防衛大臣と小泉新次郎環境大臣を枢要なポストに抜擢すると思うな。例えば、河野太郎官房長官、小泉進次郎防衛大臣とかだと、かなりインパクトがある気がする。」

友人:「確かに河野官房長官説も流れています。が、防衛大臣留任の可能性も大きいと分析するひとも多い。イージスアショアの問題もあるし。」

山本:「なるほど。ただ、場合によっては10月にもあるかもしれない解散総選挙を戦わねばならない内閣ですよね。菅長官が次の総理に選ばれた場合、個人的には、河野、小泉両氏はもちろん、石破さんの人気も生かした布陣にするのがいいのではないかと思うな。ここは総力戦で戦うしかない局面だもの。」

 明日、菅義偉官房長官(政界のアニキ)が立候補を表明する。それを受けて、群馬県知事として、1人の政治家(元自民党国会議員)として、今回の自民党総裁選にどんな姿勢で臨むのかを明確にするつもりだ。

 こんなちび政治家(しかも今は現職の知事)の自分が何を発言しようと、自民党総裁選の結果には、ほとんど影響がないと分かっている。が、これでも過去5回の全県選挙(4回の参院選と1回の知事選)を自民党公認(又は推薦)候補として戦い、全て圧勝した。しかも過去2回の選挙の得票&得票率は、地元の5人の衆院議員の数字を上回っている。

 自民党群馬県連が党員による予備選挙を行うのかどうかは分からない。が、山本一太の言葉に心を動かされる県連の幹部や県内の自民党員だって、少しはいるかもしれない。

 さあ、そろそろ運動する。今晩は、痛めている右肩と右腕を使わないようにしないと。

追伸:結局、若手議員が求めていた党員投票の実施は見送られた。が、その後のぶら下がりインタビューでの小泉環境大臣のコメントは完璧だった。このひと、やっぱりただ者ではない。
 

◇群馬県の政策の詳細については県のサイトをご覧ください。
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https://www.pref.gunma.jp/02/d29g_00243.html