2020年7月25日:パート2

 夕方。東京都の本日の新規感染者が295人と判明。予断を許さない状況が続いている。

 本日、県内で確認された新たな感染者は2名。管轄の保健所が経緯を調査している。

 これからも、県内の陽性者がジワジワと(?)増えていく傾向は変わらないだろう。周辺の状況を考えても、感染者をゼロに抑えるのは難しい気がする。

 そうだとすると、最も重視すべきは、感染者が判明した場合の迅速な対応。感染経路を調査し、いち早く濃厚接触者を割り出し、必要な措置を取る。感染拡大を封じ込めることに全力を注がねばならない。

 県の危機管理専門家チームの有識者からも、「今後、県内で大小のクラスター(集団感染)が発生する可能性がある」と指摘されていた。高齢者施設等へのモニターも強化していかないと。

 少し前のブログに、こう記した。

 「国内で最も人口が集中し、経済規模(GDP)でもベスト3にランクされる東京、大阪、愛知の影響力は大きい。この3つの経済圏で新型コロナウイルスの感染封じ込めに成功しない限り、全国的な収束はない」と。「この3つの地域の経済が回復しなければ、日本経済全体の復活もない」とも。

 中でも、あらゆる面で圧倒的な存在感を誇る首都東京の責任は重大だ。

 上述したその3つの地域で、再び感染者が急増している。特に、陽性率が急激に上昇した大阪が気になる。全国のどの知事よりも大変な3都府県の知事の皆さん、今こそ持ち前のリーダーシップを発揮して、新型コロナを押さえ込んでください。こちらも何とか踏ん張っています。

 首都圏はもちろん、全国的な感染の拡大も顕著になって来た。そもそも人口が多く、経済活動の規模が大きい首都圏の神奈川県、千葉県、埼玉県で感染拡大が起こりやすいのは当然だ。北関東地区(茨城県と栃木県)の情勢も常にウォッチしている。

 Go Toトラベル・キャペーンも始まった。関係都県の知事の方々とも、よく連絡を取り合う必要がありそうだ。

 さあ、夕食を食べないと。次回のブログに続く。

追伸:感染者の数より注視すべきは、感染率と感染経路不明者数の推移だ。感染経路の分からない人が6割を超えたりすると要注意だ。