2020年7月25日

 7月22日から、「LINEによるサポート事業」が始まった。新型コロナウイルス感染症に関する相談対応と情報発信のためだ。

 先ずは、LINE上で、県の公式アカウント「群馬県デジタル窓口」と友だちになっていただく。年代や居住地などの情報を入力し、登録してもらう。
 
 上記の県の公式アカウントは、(将来的には)コロナ対策以外の事業への活用も検討中だ。県の各種デジタル手続の機能を公開する場にしたいと考えている。その第1弾として、今回の「新型コロナ対策パーソナルサポート事業」を開始した。

 当該アカウントに友達申請してもらうことのメリットは何か?例えば自身の感染が心配になった際、LINE上でいくつかの質問に答えてもらうと、健康状況や居住地などに応じた適切な相談先の情報が送られて来る。県民にとっては、今までよりずっと相談が受けやすくなる。

 特に、群馬県内で陽性患者が確認された場合は、登録者に対して一斉に情報が通知される。つまり、県内の陽性患者の発生確認が簡単に出来るようになる。

 1人でも多くの県民の方々に、登録していただきたいと思う。

 加えて、厚生労働省の「接触確認アプリ」も、運用が始まっている。利用者が増えれば増えるほど効果が高まる仕組みだ。このアプリに関しても、ダウンロードをお願いしたい。

 県民の皆さん、新型コロナから身を守るために、上述したLINEによるサポートと厚労省の接触確認アプリ、ぜひ使ってみてください。

 10月か11月に、群馬県が「本物の第2波」(より感染力と強毒性の強いウイルス)に見舞われるシナリオは十分、考えられる。その時のために、今から1つでも多くの対抗手段を整えておきたい。