2020年7月3日:パート2

 21時30分。5分前に帰宅。クールビズのジャケットを脱ぎ、パソコンの前に座った。着替える前に、本日2本目のブログを書く。

 20時から「直滑降ストリーム」の生放送。もちろん、場所は県庁スタジオの「tsulunos」だ。今回のゲストは黒岩草津町長。政治家としての信条は、サイエンス(科学的知見による判断)と感性。1つ1つの言葉に説得力があった。草津温泉復活を成し遂げた手腕は本物だ。

 本日は、県立の3つの施設(東部児童相談所、がんセンター、精神医療センター)を視察した。様々な発見があった。やっぱり政治家だから、現場を見ないと臨場感が湧かない。

 東部児童相談所は3月に開所。機能性の高い建物だ。児童相談所の仕事がいかに大変なのか?その中で、職員がどれだけ頑張っているか?そのことが良く分かった。

 県立がんセンターでは、昨年6月に手術支援ロボット「ダヴィンチXI」を導入。様々ながんの手術を行っている。実際に操作させてもらったが、動きの精緻さに感動。

 県立精神医療センターの業務の柱は2つ。精神科救急と司法精神医療だ。精神科救急に関しては、県内の夜間休日の精神科3次救急のほぼ全てを受け入れている。患者を病院まで移送する独自のシステム(群馬モデル)を構築していることも初めて知った。

 県の職員が活躍しているのは本庁業務だけではない。地域機関や地域事務所、児童相談所等、現場で奮闘している大勢の人々がいる。知事として、そのことを決して忘れてはならないと感じた。

 生まれ故郷で、現場のプレーヤーとして県民の先頭に立てる。政治家として、これ以上のやり甲斐はない。国会議員だった時には、味わえなかった充実感だ。今日も思った。「知事になって、本当に良かった」と。

       <手術支援ロボット「ダヴィンチ」の操作を体験>

 

<東部児童相談所で職員を激励>


             <精神医療センターを訪問>

 

<直滑降ストリームの生放送>