2020年6月21日:パート2

 間もなく22時。谷川温泉の某旅館にいる。先ほど、大浴場で温泉に浸かった。草津温泉とは対照的な、弱アルカリ性の泉質。肌にも優しい感じだ。スゴく身体が温まった。

 明日は午前5時過ぎに出発。初めてのカヌー体験が待ち受けている。スマホのアラームを午前4時45分にセットした。布団に入る前に、本日2本目のブログを書く。

 ここからは、明後日(23日)の本会議に提出する予定の追加補正予算案(ニューノーマル実現予算)の2つ目の柱である「本県産業のニューノーマル実現に向けた支援」の概要を説明する。

 群馬県では、新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波に備えるため、県内の100を超える業界団体と覚書を締結した。この覚書を通じ、個々の業界に独自の感染防止対策ガイドラインの策定を要請した。

 そうしたガイドラインに基づく安全対策を実施する事業者(飲食店、小売サービス事業者)を応援するため、「新型コロナウイルス対応安全安心な店舗認定制度」を創設する。

 県内の経済団体等と協力して店舗の安全性を認定する制度を作ることは、事業者側にとっても、利用者や消費者にとっても、大きなメリットがある。皆が安心して店舗に入れるようになるからだ。

 その上で、「安心安全な店舗認定」を取得した事業者への支援を行う。応援するのは、3社以上が連携し、ニューノーマルの視点で地域活性化を図る事業だ。

 例えば、キッチンカーの導入やテイクアウト・デリバリーの実施、共通飲食チケットの販売、屋外イベントの実施、ドライブインシアターの実施等が対象となる。

  既に県内各地で創意工夫のある取組が生まれている。今回の補正予算を通じて、こうした流れを更に加速させる狙いがある。

 先ずは、やる気のある事業者の方々から、県に事業プランを提案してもらう。その中から、県の審査会でモデル的な事業を選定する。選定された事業に対しては、事業費の4分の3以内、100万円を上限に補助する方針だ。全体で、150件程度の支援を考えている。

  もう1つ、どうしてもやりたいことがある。県内のものづくり企業が一堂に会する「バーチャル展示場」を構築することだ。このプラットフォーム(枠組み)を最大限に活用し、オンライン展示会・商談会、セミナー等を開催する。これこそ、ニューノーマル時代に即した新たな販路拡大戦略だ。
   
 加えて、バス事業者が行う感染拡大防止の取組も応援する。

 あ、友人に電話しないと。Gメッセ群馬(大型コンベンションセンター)の活用に関して、相談したいことがある。