2020年6月20日:パート2

 昨日の臨時記者会見で、補正予算案の内容を発表した。6月23日(火)の本会議に提出する予定だ。

 「新型コロナウイルス感染症」の第1波(第2波も?)は、何とか収束させることが出来ている。が、だからと言って、「コロナ以前」の世界に戻ることはない。世界全体が、ウイルスと共生する「新しい生活様式」、すなわち「ニューノーマル(新常態)社会」の実現を目指して動き始めている。

 そう考えると、これから予想される第2波、第3波に備えた感染防止策や医療体制整備の強化も、withコロナ時代の新しいビジネスモデルの構築も、授業のデジタル化等を含む教育イノベーションの推進も、全て「ニューノーマル」に適応する社会の実現に繋がる。

 こうした流れを踏まえ、6月12日に成立した国の補正予算も活用しつつ、県の追加補正予算案を編成した。今回の補正予算案は(ひとことで言うと)「ニューノーマル実現予算」だ。群馬の新たな未来を切り開くための「新未来創造予算」と呼んでもいい。

 
   県庁内で真剣勝負の議論を重ねた結果、補正予算案の規模は、394億3,211万円となった。予算案の 大きな柱は、次の4つだ。

(1)第2波・第3波への備え(感染拡大防止策・医療体制の整備)
(2)本県産業のニューノーマル実現に向けた支援
(3) 子供たちの学びの保障
(4) 生活の不安への対応

 詳しい内容は、次回以降のブログで解説する。