2020年5月30日

 昼過ぎ。高崎市内の自宅に戻った。高崎市の街中を2時間ほど散策。全ての休業要請を解除した当日の街の様子を見るためだ。驚いたのは、あらゆる場所(歩道、駅の構内、大型商業施設中の店舗、飲食店等)で、マスク装着率が100%だったこと。

 さすがに営業していない店舗も半分くらいあった。が、人の流れはかなり戻っている。スーパーだけでなく、カフェ等でも、「人と人との距離を保つ」ための様々な工夫がなされていた。

 駅の周辺にあるカフェで、サンドイッチと紅茶の遅い朝食を食べた。レジは、ビニールシートで仕切られていた。稼働率は2割程度。どの空間にも、「密」は発生していなかった。

 街のあちこちに、感染防止のための「配慮」が感じられた。それでも、市民の人たちの中に、ある種の「開放感」が漂っている気がした。事業者の方々には、引き続き「新しい生活様式」の実践をお願いしたい。

 暖かくて、気持ちのいい気候だった。今さらながらに、こう思った。「高崎(群馬県)って、本当にいいところだな」と。

 さて、昨日の昼、西村康稔経済再生担当大臣と3度目のウェブ会議を行った。新型コロナウイルス感染症に対応する地方創生臨時交付金や国と地方の役割分担の明確化等について要望した。

 今回も多忙な日程を調整してくれた西村大臣の友情に感謝。知事からの要望も(いつものとおり)真剣に受け止めてくれた。

 会議の中で、知事という立場から考えた独自の新型コロナ特措法の改正案を示した。細かい内容は、次回(?)のブログで解説する。

<知事独自の特措法改正案を取り上げた地元紙(上毛新聞)の囲み記事>