2020年5月24日:パート3

 22時過ぎ。運動をする前に、本日最後のブログ(シリーズの続編)を書き始めた。

 ある県庁OBが、親しい友人にこう言ったそうだ。「山本知事は、あちこちで県庁職員の仕事ぶりを発信してくれている。県庁職員を大事にしている。思ったより(?)優しい。そんな評判のようだよ」と。

 本当にこんな評価があるとすれば、素直に嬉しい。でも、「優しい」という分析は間違っていると思う。自分が様々な機会に、「県庁には、優秀な人材が集まっている」と発言しているのは、実際にそう感じているからだ。

 知事として、「県庁職員を信頼している」と言える理由は明快。過去10ヶ月間、新知事が掲げた政策を実現するために、関係部局が全力で頑張ってくれたからだ。そうした各部局の努力は、「全力疾走366プラン」に凝縮されている。(感謝)実際、よく言われる「面従腹背」みたいな現象は、ほとんど無かった。

 加えて言うと、CSF(豚熱)問題でも、台風災害への対応でも、新型コロナ対策でも、県庁の同志たちが、「休日を返上して取り組んでいる姿」を目撃していることも大きい。県庁職員たちの奮闘は、今後も(あらゆる場面で)県民の方々に伝えていきたい。それも知事の責務の1つだ。

 「2人の副知事を含むトップマネージメントの人たちはもちろんのこと、今の県庁職員の人たちと(同じ志のもとで)一緒に働けることを誇りに思う」という言葉にもウソはない。

 それはそれとして、念のために記しておく。自分は「皆に好かれるために」知事になった訳ではない。「県民のためになる」と信じることを貫くためなら、どんな反発を受けようと、誰に嫌われようと、一向に構わないと考えている。言うまでもないことだ。

 万一、県民の幸福度を上げるために必要な施策を妨害されるようなことがあれば、(あらゆる手段を駆使して)中央突破する。やむを得ない対決は躊躇しない。

 もちろん、現在の幹部の人たちの仕事ぶりは、高く評価している。が、本当に必要だと感じた時は、迷わず新たな人事や組織の刷新を断行する。県庁の職員を大切にすることと、最善の体制を作ることは全く別の話だ。全ての判断基準は、「そうすることが、県と県民のためになるか?」だ。

 さあ、筋トレの時間だ。今晩は背筋と腹筋を鍛える。