2020年5月20日:パート3

 23時過ぎ。無理のない筋トレを終え、プロテインドリンクを飲んだ。今晩はストレスが溜まっているので、久々に有酸素運動もやる。その前に、本日3本目のブログを書いてしまおう。

 自民党県連の実質的なリーダーは、県議団の代表である県連幹事長だ。県連会長だった自分が言うのだから間違いない。先日、高校の先輩でもある星名建市幹事長が再任された。

 このニュースを聞いて、ホッと胸を撫で下ろした。県政を推進していく上で、知事と県議会最大会派の幹事長との信頼関係は、何より重要だと考えているからだ。

 星名幹事長と話をする度に思う。県議団メンバーの民意で選ばれたのには、ちゃんと理由がある、と。誰からも信頼される誠実な人柄なのだ。逆に言うと、選ばれないことにも、常にワケがある。信望がなければ、仲間からの支持を得ることは出来ない。

 今回の人事で、県議団の幹部だった岸総務会長が副議長に、臂政調会長が監査委員に、大和筆頭副幹事長が総務副会長に就任した。それに伴って、星名執行部の人事も一新された。適材適所のスゴくいい人事だ。強力な新執行部が誕生した。

 本日の午後、その星名幹事長を含む新執行部の5名が知事応接室に来訪。5人の県議の顔を見ながら、改めてこう思った。

 「なるほど、この人事は、政策重視型で、古い政治体質(利権型政治)からの脱却を掲げる山本一太知事に合わせたシフトだな」と。実際、全員が、政策通で、かつクリーンなイメージの持ち主だ。ある意味、知事にとっては「手強い相手になる」とも感じた。

 世の中は、猛スピードで変わり続けている。国会も県議会も同じだ。これからは、中央でも地方でも、旧来型の利権政治家が跋扈する余地は益々、無くなっていく。

 ましてや、自分が知事である限り、政策の理念や哲学も持たず、行き当たりばったりで行動し、ポストを利用して業界に無理な要求をしたり、「理屈じゃない。俺の関係しているこの予算をつけろ」などと県庁の役人に凄むような議員は、絶対に活躍出来ない。

 もちろん、群馬県議会に、そんなひとは1人もいないと信じている。

 さあ、ランニングマシンで30分、走る。

追伸:少し前に、須藤和臣館林市長と電話で話をした。相変わらず冷静沈着。時代の流れを読む感性も鋭い。新型コロナウイルスに関する2人の認識は、全く同じだった。そう、世界の状況を注視していれば、誰だって分かる。日本も群馬県も、必ずどこかで、感染の第2波に見舞われる。楽観は禁物だ。

 群馬県の市町村長は、個性的で、魅力のある人物ばかり。賛否両論がある中で、一貫して「県庁スタジオ」のアイデアを応援してくれた山本龍前橋市長には、どこかでぜひ知事の番組に出演していただきたいと思っている。

 どの都道府県にもないあの放送&動画スタジオは、前橋市にも、積極的に活用してもらいたい。

 多士済々の市町村長の中でも、富岡高崎市長と清水太田市長の動きには、特に注目している。この2人の発想力と実現力はスゴい。知事としても、いろいろ勉強になる。事実、高崎市と太田市の政策は、県としても、常に参考にさせてもらっている。

 英語で「a hard act to follow」という言葉がある。「他人の真似の出来ないことをする人」のことだ。「富岡市長と清水市長は、将来の後継者を今から育てておいたほうがいいのではないか?」と思ったりする。この2人の市長の跡を継げる人物って、なかなか見当たらないもの。

           <自民党県議団新執行部5名が来訪>

 

        <16時からフジテレビの「Live News it!」に生出演>