2020年5月15日

 昼12時過ぎ。新型コロナウイルス感染症対策本部の会議を終え、知事室に戻った。14時30分から、知事の臨時記者会見を開く。

 この臨時会見には、NHK(関東ローカル)の生中継が入る予定だ。群馬県独自のガイドラインの内容、警戒度判断の理由、緊急事態解除を受けた今後の県の対応等に関して、出来るだけ分かりやすく説明したい。

 その後も、溜まっていた協議やレクが山積。今日もあっという間に、終わりそうだ。

追伸:昨晩、臨時会見の後で、BSフジ「プライムニュース」(後半のコーナー)に生出演した。テーマは、政府と都道府県の新型コロナウイルス対策。反町キャスターと久々に議論を交わした。一瞬、国会議員に戻った気がした。

 参議院議員時代、BS放送の討論番組には、あまり出なかった。が、BSフジの「プライムニュース」から出演依頼があった時だけは、なるべく時間を調整して受けるようにしていた。外交、安全保障からクールジャパン、知財戦略まで、様々なテーマで登場させてもらった。とても勉強になった。

 なぜ、BSフジ「プライムニュース」を重視していたのか?その当時、出演後に地元の人たちから反応のある、唯一のBS番組だったからだ。特に経済人のファンが多かった。さらに言うと、尺が長いので、ゆっくり喋れる。自分にとっては、各分野の一流の専門家たちと議論を交わせる修行の場でもあった。

 過去のブログでも、こんな指摘をした。「『プライムニュース』は、BS放送の討論番組に新しいモデルを確立した画期的なプロジェクトだ」と。「この番組の成功に大きく貢献したのは、名物キャスターである反町さんの存在感だ」とも。

 細かいことは書かないが、昨晩の議論で、反町氏を含む出演者の考え方は(根本的な認識において)大きく2つに分かれていた感じがする。ひとことで言うと、「日本を含む世界は、どこまでコロナ前の状態に戻れるのか?」という点だ。

 知事・山本一太は、「(今回の感染がいったん収束したとしても)もう元の世界には戻れない。新しい生活様式(=ビジネスモデル)を模索していく以外にはない」と思っている。この点については、改めて書く。

 さあ、次の日程が始まる。

 

         <「プライムニュース」にもウェブで出演>