2020年5月7日

 朝。今日はスゴく天気がいい。このブログを書き終わったら、30分だけ1人で街に出る。コンビニかスーパーで食料を買うためだ。ちゃんと食べないと、免疫力が下がってしまう。

 ふと思った。生まれ故郷の草津温泉は、清清しい気候だろうな、と。実家のある場所は、標高1200メートル。緑が眩しい季節だ。新型コロナ問題が落ち着いたら、どこかで1日だけでも草津に戻りたい。

 ところが、その草津温泉を含む県内の主要な温泉地では、旅館・ホテルの9割近くが休業している。観光産業への影響は深刻だ。今後、新型コロナウイルスの感染を抑えながら、どうやって群馬の観光を復活させていけるか?知事としての大きな課題だ。

 5月5日のブログで、「厚労省が発表している群馬県のPCR検査の陽性率の数字が違う。急いで修正して欲しい」と書いた。その後、「なぜ情報が正しく伝わらなかったのか?」を詳細に調べた。が、もう細かい経緯の説明はしない。同日の夜、厚労省の計上ミスを指摘し、保健予防課から厚労省の担当部局へ修正を要望済みだ。

 加藤厚労大臣も、厚労省職員も、日夜、ギリギリの状況で踏ん張ってくれている。皆さん、毎日、大変だと思いますが、頑張ってください。力を合わせて、この危機を乗り越えていきましょう。

 実は、(ブログでの訴えが影響しているのかどうかは分からないが)昨晩のNHKのウェブニュースで、「厚労省がPCR検査の陽性率を正確に把握するための方法を検討する方針」という報道があった。以下、そのまま掲載する。

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<PCR検査の「陽性率」正確な把握へ集計方法など検討 厚労省>
2020年5月6日 18時50分(NHK)

 新型コロナウイルスに感染しているか確認するPCR検査で、陽性だった人の割合「陽性率」を正確に把握できていないことから、厚生労働省は集計方法などを検討する方針です。

 「陽性率」は緊急事態宣言の解除を判断する指標の一つとされています。

 厚生労働省は全国の都道府県などから報告される検査人数や陽性者数、その割合について公表しています。それによりますと、ことし1月15日から今月3日までの累計で全国で検査を受けた人は15万3581人、このうち陽性だった人の数は1万4895人で、必要な修正を加え算出した割合は9.5%となっています。

 ところが検査人数は検査をした日、陽性者数は陽性と報告された日の集計で、数日のずれが生じることなどから1日ごとの正確な数値は示していません。また、検査人数も実態を正確には反映しておらず、このうち東京都の検査人数には医療機関で行った検査の一部が含まれていません。

 厚生労働省によりますと退院などの際に同じ人が複数回検査を受けることもあるため、検査件数とは別に検査人数を毎日把握することは、対応に追われている自治体にとって負担になるということです。

 厚生労働省は現在公表している割合について、正確な「陽性率」ではないとしていますが、「陽性率」は緊急事態宣言の解除を判断する指標の一つとされることから、今後、集計方法などを検討する方針です。
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 さあ、マスクを付け、水色(薄いグレー?)のスプリングコートを着て外出する。

追伸:一昨日の臨時会見で、休業、外出自粛要請を月末まで延長すると発表した。中旬以降に緩和を検討するとも。措置の緩和に向けた簡単な流れを(次のスライドで)示しておく。もちろん、県独自の基準(ガイドライン)の作成も進めている。