2020年4月23日

 

 昼12時前。知事室でパソコンに向かっている。

 

 昨日、「桐生八木節まつり」の中止が決定した。とても残念だ。楽しみにしていた方々も多かったに違いない。が、正しい判断だと思う。先ほど、荒木桐生市長と電話で言葉を交わした。

山本:「荒木市長、八木節まつりの件、聞きました。群馬県を代表するお祭りの1つだけに、中止は残念です。でも、市民(県民)の命と安全を守るためのご英断だと思います。とにかく、今は、感染拡大の防止に全力を尽くすことが重要。ここは、力を合わせて、新型コロナを撃退しましょう。来年は、きっと開催してもらえると信じています。その時は、市長、地元県議と結成した八木節チームでの競演、楽しみにしています。」

荒木:「知事、わざわざ連絡、ありがとうございます。これからも県と市で、がっちり連携していきましょう。それはそうと、健康にだけは、気をつけてくださいね。」

 荒木市長とは、災害時の新型コロナウイルス対策についても話し合った。自分が最も懸念しているのは、今後、県内で台風等の自然災害が発生した際、各地に設置される避難所の環境の問題だ。何も対策を講じない場合、いわゆる「3つの密」(密閉、密集、密接)の条件が揃いやすい各地の避難所で、集団感染が起こるリスクが高くなることは間違いない。

 報道によると、荒木市長は、この問題に関するプロジェクトチームを、いち早く立ち上げたとのこと。6月頃までにマニュアルを作成すると聞いた。県庁内でも議論を始めている。桐生市の素早い取り組みも、参考にさせてもらうつもりだ。

追伸:午前中、県内の4人の首長とテレビ会議をやった。誰とどんな話をしたのかは書かない。が、本音で議論出来るのが嬉しい。今後も(様々な問題で)市町村長との調整が必要になって来る。ここでも、ウェブ会議を今まで以上に活用することになるだろう。

 

 そろそろ、テイクアウトの「サイコロステーキ弁当」が来るはずだ。