2020年4月13日:パート2

 20時過ぎ。熱い紅茶を飲みながらのブログ。

 

 本日、県衛生環境研究所で実施したPCR検査は20件。藤和の苑の関係者2名が含まれていた。結果は全て陰性。厳しい状況は続くが、ひとまず胸を撫で下ろした。
 

 13時から新型コロナウイルス感染症対策本部会議。この会議の協議を踏まえ、16時30分から、知事の臨時記者会見を開いた。

 記者会見の冒頭、オンタイムで会見を見ている県民に向けて、次のような呼びかけを行った。

 「皆さん、先週の金曜からの3日間で、県内で57名の新たな感染者が確認されました。今、群馬県は、急激な感染拡大を防げるかどうかの重大な局面にあります。知事として、改めて外出の自粛をお願いしたいと思います。病院への通院、生活必需品の買い物等を除いて、出来る限り外出を控えてください。ぜひ自宅でお過ごしください。」

 「過去の会見でも繰り返し申しげましたが、皆さんの行動が皆さん自身の命を守り、大事なご家族の命を守ることに繋がります。」

 そう述べた後、幾つかの新たな方針を公表した。最初に取り上げたのは、今後の医療体制。病床確保の状況、病院間調整センターの稼働、帰国者・接触者外来の増設、発熱外来の設置等について報告した。

 現在の体制だと、県内の感染症の専用ベッド数は52床。そのうち重症向けのベッド数が5床程度となっている。今後の更なるクラスター(集団感染)発生の可能性を考えると、病院の入院医療だけで対応するのが困難な状況になったということだ。「対応の段階が変わった」ことを強調した。

 その上で、(県民の方々に対し)これまでより一段、強い感染拡大防止のための外出自粛を求めた。今までと違うのは、緊急事態宣言が出ている東京都と同様、外出を控えてもらいたい具体的な施設を例示したことだ。

 こう訴えた。

 「クラスターの発生が危惧される施設としては、キャバレー、ナイトクラブ等があります。小中高校は休校実施中なので、大学や学習塾等。個人での散歩やジョギングで代替できる運動施設、密閉、密集、密接の3密の条件が当てはまるマージャン店、パチンコ店などの遊技施設、3密に当てはまる(かつ生活に必要なものを除く)小売店、サービス店舗などへの場所には、行かないようにお願いします。」

 県民の方々に向けて、「ステイホーム(家にいよう)」というスローガンを何度も強調した。

 あ、大事な電話がかかって来た。次回のブログに続く。

<臨時会見で繰り返し強調したメッセージ「ステイホーム」(家にいよう)>