2020年4月12日:パート2

 ある支持者の方から連絡があった。こんな趣旨のことが綴ってあった。

 「山本知事のブログを読むと、県庁の緊迫した雰囲気がヒシヒシと伝わって来る。特に、これまでは全く顔の見えなかった県庁職員が、全力で頑張っている様子も頭に浮かぶ。これは、とてもいいことだ。県民は心強く感じる。」

 「正直言って、前の知事の時代には、県職員の存在なんて意識したこともなかった。そもそも情報発信が少ないので、県庁が何をやっているのかも、よく分からなかった。ましてや、地元の群馬テレビが知事の会見を生中継する時代が来るなんて、想像もつかなかった。」

 「でも一太さんが知事に就任してから、県職員の顔が見えるようになった。2人の副知事や外部アドバイザーの人たちの奮闘も、若手職員の頑張りも、窺い知ることが出来る。他府県の知事で、毎日、ここまで現場の臨場感を発信している人は見当たらない。睡眠時間は心配だけど、これからも積極的な情報発信を続けてもらいたい。」

 「そう言えば、健康福祉部長の武藤さんという人。山本支持者、というよりブログ読者の間では、かなり有名になりつつある。群馬テレビにも良く出て来るし。皆、一太さんより年下には見えないと囁いている。」

 「国会議員時代、一太さんが国政報告会でよく地元秘書の話をしていたのを思い出す。00地域の後援会の会合で、『ブログにも度々、地元秘書が登場するのはなぜ?』と聞いた憶えがある。『政治家である自分にとって、1人1人のスタッフが、私の人生のメジャープレーヤーだからです』と答えていたのが印象的だった。知事になっても、全く同じ感覚なんだなと分かった。」

 そう、この人も一貫して、自分のことを応援してくれている熱心な支援者だ。最初からひいき目があるとは承知しているが、それでもこの(実はもっと長い)メールを読んで、こう思わずにはいられなかった。

 「ちっちゃくても、独自の発信装置(直滑降ブログ)があって良かった」と。

 そりゃあ、そうだろう。新型コロナウイルスという未曾有の危機に直面する中で、群馬県庁(自治体)の職員たちが、「どれほど必死に困難に立ち向かっているか?」を、知事の口から、直接、県民(国民)に伝えられるのだ。

 そうは言っても、健康福祉部への過大な負担を軽減する方策が必要だ。そのため、4月10日付で、組織体制を強化し、関係部局の人員を24人、増員した。具体的な体制強化の内容は次の3つだ。

(1)感染症対策をより機動的かつ強力に推進するため、健康福祉副部長を感染症危機管理担当に任命。

(2)感染拡大防止と増加する患者の状況把握を的確に行うため、保健予防課内に「感染症危機管理室」を設置。

(3)地域における感染症対策の体制を強化するため、県内10ヶ所の保健所の人員を1人ずつ増員。

 今後の状況を見ながら、さらなる組織体制の強化を図っていく。