2020年4月5日:パート2
「直滑降ブログ」の読者の皆さん、群馬県民の皆さん、こんな小刻みの発信になってしまって、ごめんなさい。本当は1本にまとめて書きたいのですが、休日でもコロナ対策で奮闘してくれている県の幹部やアドバイザーの人たちと頻繁に連絡を取り合っているため、中断せざる得ない状況です。
それでも、今日中に伝えておきたいと思うことは、(途切れ途切れでも)出来るだけ、言霊に乗せて発信しておきたいと考えています。ご理解ください。
県立学校の臨時休校措置を延ばすという決定の背景には、保護者の方々からの「軽々な学校再開は見送って欲しい」という真剣な訴えもあった。再開する場合は、子どもたちのご両親や親御さんに、「校内での感染防止のために、十分な対策が取れる」ということを説明し、出来る限りの理解を得る必要があると考えていた。
しかしながら、前述した理由で、(現時点では)「保護者の方々に納得してもらうだけの条件が整っていない」と判断した。
「家庭の事情もあり、小さな子どもを家で終日、面倒見るのは大変だ。仕事にも支障が出る」「子どもたちが学校に行きたがっている。このままだと、心身ともに悪い影響を及ぼす。勉強が遅れるのも心配だ。」「県内の高校生の学力レベルが低下するのではないか?」
保護者の方々や学校関係者の間に、こうした意見があることは十分、承知している。実際、県の教育委員会にも、最後まで予定どおりの再開にこだわる姿勢が垣間見えた。
今回、知事が県立学校の臨時休校延長を決めたことで、生徒の皆さんにも、ご家庭にも、さらなる負担をおかけすることになる。この点は、とても申し訳なく思っている。
しかしながら、他方で、知事に対して、次のような保護者の人たちからの切迫した声が、連日、山のように寄せられていることは、ぜひ知っておいて欲しい。
「こんな(群馬県でも感染者が増え続けている)状況の中で、子どもたちを登校させる理由が理解出来ない。知事のほうから、小中学校を再開しないよう説得してもらえないか?」「本当に学校の感染防止対策は十分なのか?子どもを感染のリスクに晒すようなことは出来ない。」「子どもが家にいると大変だとか、そういう次元の問題ではない。子どもの命にかかわる話だ。」
あ、また携帯が鳴っている。今日のPCR検査の結果に関するツイートの内容を相談する。続きはその7で。