2020年4月5日:パート2

 最新の報道によると、本日の東京都内での感染者数が130人以上になる見通しになったとのこと。1日当たりの感染者数としては、過去最多だ。これで、都内の感染者の累計は千人を超える。

 少し前に、金沢市の山野之義市長が、7日から再開する予定だった市立の小中学校の休校措置を5月1日まで延ばすと発表した。新型コロナウイルス拡大の流れを踏まえ、こうした方針転換は、国内でさらに広がる可能性もある。

 もし県知事として、4月7日の県立高校、4月8日の特別支援学校の再開を決めていたとする。万一、今週か来週に緊急事態宣言が出たら、再び臨時休校措置を取らざる得ない。

 そうなったら、「知事の分析と判断が甘かった。こんな見込みさえ立てられなかったのか」と批判されることは必至だ。

 批判されるだけならいい。それより心配なのは、中途半端に学校を再開して、再び休校を余儀なくされた場合、次に学校を開くことが益々、難しくなるということだ。

 当然だろう。知事の判断に疑問を呈する県民や地域住民の目は一層、厳しくなる。首長自身だって、慎重にならざる得ない。結果として、学校の再開は、さらに遠のくことになる。

 自分は、このことを、とても危惧していた。

 あ、また電話がかかって来た。県庁幹部は、それぞれ情報収集や明日以降の対応の調整に当たっている。(感謝)この続きは、その6で。