2020年4月3日:パート2

 午前3時。運動を終え、YouTube Premiumで、新型コロナウイルス関連のニュースをチェックした。欧米諸国は、益々、深刻な事態に陥っている。

 報道によると、米国の感染者が20万人を超えた。日本の知事とは比べものにならない権限を持つ各州の知事が、連邦政府からの支援を繰り返し求めている。トランプ大統領は、逆に州や州知事の準備不足を批判している。

 ニューヨーク州のクオモ知事は、記者会見で医療崩壊の可能性に言及した。「このままだと、ニューヨーク州の人工呼吸器の在庫は、あと6日しか持たない」と悲痛な顔で訴えていた。

 京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授が、数日前のテレビのインタビューで、こんな趣旨のことを言っていた。

 「欧米を大変な状況に陥らせているのと同じウイルスだ。日本だけこのまま終わるとは思えない。一日も早く手を打たないと大変なことになる。」

 全く同感だ。山中教授のおっしゃっているとおりだと思う。

 「欧米に比べると、日本ではまだ感染爆発が起こっていない」「群馬県は東京ほど深刻な状況になっていない」から対策を見合わせるのではなく、「爆発的な感染が起こる前だからこそ、今、出来る限りの手を打っておく必要がある」のではないだろうか?

 知事である自分のもとには、SNS等を通じて、県内の大勢の保護者の方々から、「知事のほうから、改めて小、中学校の再開を遅らせるように働きかけて欲しい」「今の状態では、心配で子供を学校に行かせられない」という多くの声が寄せられている。皆、本当に不安なのだ。

 地域の事情を最も熟知する市町村長の人たちも、こうした世の中の空気は十分に把握しているはずだ。その上で、大多数(?)の首長が、(他の様々な事情も勘案して)予定どおり学校を再開すると決めた。そのことは、良く分かっている。

 県内の市町村長は、多士済々で、信頼出来るリーダーばかり。地元の保護者の人たちの気持ちを受け止め、かつ県のガイドライン等も参考にしながら、それぞれの地域で万全な感染防止対策を取ってもらえると信じている。が、それでも…心配だ。

 ダメだ。スゴく眠い。意識を失う前に、このブログをアップしないと。