2020年3月30日:パート2

 間もなく20時。運動する前にブログを更新する。

 本日の県内PCR検査は6件。濃厚接触者は含まれていない。県衛生環境研究所が実施。結果は、6名とも全て陰性だった。館林厚生病院の職員の検査も続いている。が、今日は検体の採取のみだった。

 今後、さらにPCR検査の数を増やしていく方向だ。濃厚接触者の健康状態のフォローアップも続行中。何度も言うが、情勢は緊迫している。県内に「クラスター」(小規模集団感染)や「オーバーシュート」(感染爆発)が発生する危険は常にある。

 それでも、群馬県が何とか踏ん張れているのは、県や市町村、医師会等の関係団体の人たちの努力に加え、1人1人の県民が、感染防止の対策を取ってくれているからに違いない。(感謝)

 さて、新型コロナウイルスの「パンデミック」(世界的大流行)という未曾有の危機の中で、都道府県の知事が奮闘している。が、少し気になるのは、多くの国民(県民)の目に、知事の役割と責任が「現実より大きく見えている」気がすることだ。

 国民(県民)に誤解を与えないよう、知事の権限と責任(知事に出来ることと出来ないこと)を明確にしておくことが大事だと思う。県と市町村の役割分担も、正確に理解してもらう必要がある。

 それぞれの地域の代表である知事が、地域住民を守るために全力を尽くさねばならないのは当然だ。知事の決断で地域の趨勢は大きく変わる。それは間違いない。しかしながら、ひとつハッキリしていることがある。それは、国(政府)の果たす役割が決定的に重要ということだ。

 例えば米国の州知事(Governor)の権限は、日本の知事とは比べものならないくらい大きい。それでも、複数の有力な州知事が「連邦政府の支援が不足している。このままでは大変なことになる」と訴えている。

 さあ、身体を鍛えないと。この続きはその②で。

 

◇新型コロナウイルス感染症について(群馬県)
https://www.pref.gunma.jp/02/d29g_00243.html

◇群馬県の新型コロナウイルス感染症患者の状況
https://www.pref.gunma.jp/07/z87g_00016.html