2020年3月15日

 どんなことをやろうと、どんな発言をしようと、必ず文句を言う人たちがいる。ほんの小さなことでも、揚げ足を取って悪口を広めてやろうと待ち構えている人々も。自らの存在感を示すために、マッチポンプのような動きをする人たちも出てくる。

 こうした状況に晒されるのは、政治家としての宿命のようなものだ。大臣時代もそうだった。ましてや、民意で選ばれた、群馬県に1人しかいない知事だもの!反応が大きくなるのは当然だ。

 手元に集まって来る情報は、冷静に分析する。確信犯による「雑音」には、惑わされない。が、その中にも、新型コロナウイルス感染の広がりを、本当に心配する一般の県民の人たちの声がある。その点は、しっかり見極めなければならない!

 SNS上には、コロナウイルスをめぐるデマや事実無根の噂が飛び交っている。県民や国民の間に、動揺が広がっている証拠だ。

 だからこそ、県民の人たちを安心させ、落ち着いて行動してもらうためには、正確かつタイムリーな情報発信が不可欠だと考えている。それでも、全ての情報を直ちに公表出来る訳ではない。個人のプライバシー保護や、風評被害等にも配慮が必要だ。

 こうした中、どの都道府県の知事も、「何を、いつ、どこまで言ったらいいのか?」を悩みながら、「見えない敵」と対峙しているに違いない!

 知事として最も重視すべきは、県民を守ること。そのために、県が出来うる対策を迅速に打ち出していくことだ。同時に、県民の人たちに正確な事実を伝えること。「安心していいこと、心配すべきこと」を正直に語りかけることだと思う。

 そこで、3月18日(水)の21時から、YouTubeのライブ配信による「Ask知事」という試みをやることにした。知事である自分が、「新型コロナウイルス感染症対策を含むあらゆる質問に答える」という企画だ。

 1人でも多くの県民、国民の皆さんに見ていただきたいと思う。知事への質問は事前に受け付けています。

 

       <https://www.youtube.com/watch?v=ekXLhg5d0mI>