2020年1月26日

 午前11時から高崎市内で行われた某有力市議の新年会に出席。来賓のトップで挨拶した。市議会の重鎮であるこのひとには、昨年7月の知事選挙で山本選対の高崎支援市議団長を務めていただいた。(感謝)ご本人と新年会に集まった後援会の方々に、どうしても、その時のお礼を申し上げたかった。

 これでも、「義理と人情」を重んじる「群馬生まれ、群馬育ちの上州人」だ。苦しい時に助けてもらったひとの恩義は、決して忘れない!逆に、苦しい場面で足を引っ張っられたり、何もしてくれなかったひとの行為は、水に流してスッパリ忘れる!これこそ、人生を前向きに生きる秘訣だ!(笑)

 ただし、肝心な時に「全く頼りにならない!」と分かったひとは、生涯、当てにしない!!そりゃあ、そうだろう。そんな人物は、その時の情勢によって、コロコロ態度を変えるに決まっている!!(笑X2)

 さて、最近、つくづくこう思わずにはいられない。「政治家の引き際は難しい!」と。もちろん、「政治家の進退は政治家自身が決める」というのが原則だ。が、(個人的には)周辺から、「そろそろ引退した方がいいんじゃないか?」「世代交代が必要だ。ここら辺で後進に道を譲るべきではないか?」みたいな声が出始めたら、そこが潮時なのではないかと感じている。

 「これ以上、続けたところで何の展望もない!」「目新しい活躍など期待出来ない!」と誰もが見なしている政治家に限って、身近なひとのアドバイスにさえ耳を塞ごうとする。

 驚くのは、世の中の雰囲気をキャッチする本人の感性があまりに鈍っているために、周りの声に気が付いていない場合があることだ。(ガクッ)

 「引退や辞職の圧力」に晒された政治家が、「辞めない言い訳」に使う常套句がある。それは、「私自身は身を引いてもいいと思っている。が、周りの人たちから、地域の発展のため、地域の大事な人たちを守るため、続けてもらわないと困ると言われている!」というセリフだ。

 が、大抵の場合、事実は真逆だ。周りのほとんどの人間は、(口には出さなくても)こう思っている。

 「いや、それは自分自身のためでしょう?!どう考えても、「私利私欲でしがみついている」ようにしか見えない!(苦笑)」と。