2020年1月2日

 昨日(元旦)のブログに、まだ十分に筋肉が発達していない「ビフォア(使用前)の肉体」の写真を、勇気を出して(?)公開した。今までこんなことをした知事がいなかったせいだと思うが、結構、インパクトがあったようだ。😅あちこちから、思った以上の反響があった。(ふう)

 「まだまだ全然、ダメだ!中川博士を見習え!」とか、「外から見るよりは、引き締まっているね!」とか、そんなコメントを予想していた。が、意外に多かったのは、次のような感想だった。

 「肌が白くて、身体全体がスベスベじゃないか!とても61歳(間もなく62歳)とは思えない!(笑)」

 そうなんです!実は夏の選挙で演説した際も、群馬の温泉の価値をアピールする場面等の中で、何度か腕をまくり、こう言って聴衆を沸かせた憶えがある。

 「皆さん、見てください、私のこの腕!子供の頃から草津温泉に入っている影響で、肌がツルツルなんです!肌年齢は20歳、若いと思います!!群馬の温泉、すごいですよね?!」

 親しい友人が言った。「お前のこの写真を見ただけで、草津温泉に来る女性客が増えるんじゃないか?(笑)そうなったら、思わぬ効果だよな!!(笑X2)」と。

 実は、この肌のスベスベ感と、全く染めていない髪は、欠点だらけの政治家、山本一太の数少ないPRポイントだと考えている。だから、このくらいは宣伝させてもらっても、怒られないでしょう?!(笑)

 断っておくが、昨日、掲載したのは、まだ本格トレーニングの前(使用前)の写真だ。ブログ読者の皆さん、この60代の肉体が、半年後、1年後にどう進化していくか?!ぜひ、楽しみにしておいてください!!✊

 繰り返すが、知事が「スマート・エイジング」の象徴になることは、必ず「県民の健康志向をアップさせる」ことに繋がると信じている!!

 さて、昨日の地元紙(上毛新聞)の1面と6、7面に、知事の年頭インタビューの記事が掲載された。内山充社長が質問。新知事として、県政への熱い思いを存分に語らせてもらった。

 特に6、7面の特集記事は情報満載だった。(感動)6、7面の見開きの2面を使って大々的に掲載されたこの大特集(?)にちゃんと目を通してもらえば、それだけで今の群馬県の各分野の課題が見えて来る。加えて、新しい県政の目標も把握出来る!

 ひとつ付け加えることがあるとすれば、災害対策の部分。昨年12月に内山社長のインタビューを受けた時は、まだ「気候災害非常事態宣言」も「県土整備プランの見直し」も、内容をまとめ切れていなかった。

 群馬県が直面している問題や課題は数多くある。が、その中でも、最も緊急な対応が求められているのは、災害防止・減災対策だ。

 台風19号は、群馬県にも大きな爪痕を残した。改めて犠牲になった方々のご冥福をお祈りすると同時に、災害復興にも引き続き力を入れていかねばならないと考えている。

 

 その中でも、群馬県西部に未曾有の雨をもたらした台風が「すんでのところで大きな河川氾濫に繋がらなかった」ことは、せめてもの救いだった。

 「今後、群馬県も毎年のように台風19号規模の災害に見舞われる」ことを想定するなら、水害対策を重視すべきことは必然の理だ。

 もともと自然災害が少ない群馬県でソフト・ハード面の防災・減災対策を集中的に進め、県土強靭化を進めることは、群馬のブランドを大きく高めることにも直結する。「レジリエンスNo.1の県」(=安全で、かつ安定した経済活動が可能な地域)を実現することは、移住・交流人口の増加という点でも、企業誘致の推進という面でも、大きな強みになることは間違いない!!

 この件については、「ぐんま5つのゼロ宣言」「県土整備プラン見直し」の内容と併せて、どこかで改めて詳しく解説する。12月27日に発表した「群馬・気象災害非常宣言」の内容は以下のとおり。

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      <群馬・気象災害非常事態宣言>

 近年、気候変動の影響等により、日本の気象災害が激甚化、頻発化している。過去に経験したことのない大型の台風や豪雨が毎年のように発生し、日本列島全体に甚大な被害をもたらしている。日本の気象災害のレベルが、新たな段階に入ったことは間違いない。

 例えば令和元年10月、台風19号が発生した際には、本県でも県内観測史上最大の雨を記録した。その結果、河川の氾濫、土砂災害等で、かけがいのない県民の生命や財産が失われた。今後は、この規模の気象災害が毎年のように起こることを想定しつつ、あらゆる対策を講じていく必要がある。

 こうした事態を受け、気象災害の新たな脅威に対応するため、ここに「群馬・気象災害非常事態」を宣言する。

 本県の特徴として、自然災害が少ないことが挙げられる。事実、震度4以上の地震の頻度は関東甲信越地域で最も低く、水害による死者数も全国で最も低いレベルにある。さらに言うと、日照時間が長く、水資源・森林資源も豊富で、水力発電量が全国トップクラスを維持するなど、自然条件に恵まれている県でもある。

 本件では気象災害非常事態宣言と合わせ、「ぐんま5つのゼロ宣言(2050宣言)」も行った。5つのゼロ宣言では、①自然災害による死者ゼロ②温室効果ガス排出ゼロ③災害時の停電ゼロ④プラスチックごみゼロ⑤食品ロスゼロ を目標に掲げている。

 今回の気象災害非常事態宣言を踏まえ、上述した群馬県の強みを最大限に活用しつつ、災害に強く、持続可能な群馬県を構築するため、ハード・ソフト両面の防災・減災対策を強力かつ集中的に推進する。具体的には「ぐんまレジリエンス強化実現計画」
を策定し、県土強靱化を進めると同時に、「自らの命は自らが守る」という県民の防災意識も醸成する。

 都道府県初の気象災害非常事態宣言、5つのゼロ宣言を契機に、災害へのレジリエンスNo.1の群馬県、すなわち、安全・安心で、かつ安定した経済活動が出来る群馬県の実現を目指していく。        

                      令和元年12月27日
                         群馬県知事 山本一太

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    <上毛新聞の知事念頭インタビュー記事は異例の大特集!>

 

<全国初の群馬・気象災害非常事態宣言>