2019年12月30日:パート2

 夜。約12分の高速運動をやった。心臓がバクバク動いている。(ハアハア💧)昨晩も今晩も、トレーニングマシンを使わない(自重による)運動を試している。これだけでも、かなりの体脂肪を燃焼した気がする。

 さあ、県庁のガバナンス(=内部統制)に関するブログの続きを書いてしまおう。

 12月27日の今年最後の庁議には、各部局の部長を含む県庁の幹部が集合。全員の前で、県庁におけるガバナンス(内部統制)の確立とコンプライアンス(法令遵守)強化の必要性について熱弁を振るった。ほとんど街頭演説に近いテンションだった。(笑)

 その演説の中で、「知事として、県庁職員を汚職や不祥事から守る責任がある。少なくとも山本県政の下では、県庁組織に不透明な癒着や利権構造みたいなものは、断じて持ち込ませない!」と宣言した。

 「県庁のガバナンスとコンプライアンスを強化するため、4名の弁護士体制を組む。とても立派な方々に受けていただいた!」と報告した。併せて、集まった幹部たちに、こんな趣旨のお願いもした。

 「慣れ切った癒着体質から、思わぬ問題に巻き込まれることもある。皆さんのモラルを信じているが、改めて公務員として襟を正すように心がけて欲しい!知事である自分も十分に気をつけたい!」

 同日の庁議の後の記者会見でも公表した内部統制に従事してもらう4名の弁護士は、以下のとおり。

山田秀雄(やまだ ひでお)氏     山田・尾崎法律事務所
厚井久弥(こうい ひさや)氏     山田・尾崎法律事務所
久保田寿栄(くぼた とししげ)氏   久保田法律事務所
内田光人(うちだ みつひと)氏    久保田法律事務所

 ここで、念のため、「内部統制」の定義に触れておく。内部統制とは、「地方公共団体の長が、組織を取り巻くリスクに対応策を講じておくことで、適正な業務執行を確保する」ことだ。

 上記の4名の弁護士の方々の力を借りつつ、県の適正な業務執行を維持していくことになる。頼りになる弁護士チームにお願いする役割は次の3つだ。

(1)内部統制の整備・運用への助言
(2)働きかけに係る職員からの相談対応
(3)不祥事に関する情報収集・分析

 ちなみに、4名の弁護団を統括してもらう東京の山田弁護士は、日本弁護士連合会の副会長、東京第二弁護士会会長等も歴任している重鎮だ。リスクマネージメントの第1人者としても活躍されている。実績、経験ともに申し分のない、最適任の方にお引き受けいただいた。山田弁護士を含む4名の方々に、改めて感謝を申し上げたい!🙇‍♀️

 結果として、山田弁護士と厚井弁護士が東京、久保田弁護士と内田弁護士が群馬という組み合わせになった。内部統制には、相談事案に対する迅速な対応に加え、県外で発生した不祥事に関する情報収集&分析も不可欠だ。その意味では、群馬県の弁護士と県外の弁護士が連携を取りながら進めることが、より効果的だと判断した。

 この4名の弁護士のうち1名が、月5回、群馬県庁で様々な相談に対応してもらう形になる。

 都道府県組織のガバナンス&コンプライアンスの強化を専門に担当する「4名の弁護士チーム」を立ち上げている都道府県は、恐らく群馬の他にないのではないか?!このチームが設置されただけでも、かなりの抑止効果が期待出来ると考えている。え?必要があれば、さらに踏み込んでいくのは当然だ。👊

 

 災害対策やネット戦略に加え、この分野でも最先端をいく群馬県を実現したい!!

追伸:山本一太は常に本気だ。やろうと決めたことは、必ずやる!!!