2019年12月8日:パート2

 午前11時過ぎ。羽田から沖縄に向かう飛行機の機中にいる。

 沖縄振興担当大臣だった1年10ヶ月の間、頻繁に東京と沖縄を往復した。最後に訪れたのは、自民党沖縄振興特別委員会の視察だった記憶がある。今回は、「沖縄一太隊」の人たちとも久々に再会出来そうだ。話が弾むに違いない!

 一昨日、総理官邸で安倍首相と会った。福田栃木県知事と大井川茨城県知事が一緒だった。CSFをめぐるやり取りが終わった後、総理に(すかさず)こう申し上げた。

 「総理、今日は北関東の知事3人でお邪魔しました。どこかの都道府県魅力度ランキング(?)なるもので、茨城と栃木と群馬が最下位グループの常連みたいなことになっているようですが(笑)、全くもってふざけた話です。北関東地域は農業だけでなく、観光等でも魅力に溢れた場所です。政府としてもぜひ注目してください!!」

 もちろん、群馬県知事としては(都道府県の中で)「群馬が一番!」だと信じている。他の知事だって、きっと自分の県がNo.1だと思っているはずだ。

 それはともかく、栃木県も茨城県もスゴいところなのだ。皆さん、ご存知ですか?栃木は1人当たりの県民所得で常に全国の上位。世界遺産の日光東照宮もある。茨城は、北海道に次ぐ農業生産高を誇る農業王国。茨城空港のポテンシャルも高い。

 福田知事が断行した大胆な行財政改革は、なかなか真似出来るものではない!(ため息)その決断力には脱帽だ。大井川知事は、様々な分野で次々と最先端の政策を打ち出している。茨城の動きには、とても注目している。

 安倍首相と江藤農水大臣の顔を見ながら、こうも付け加えた。

 「福田栃木県知事は、群馬県庁内で『名君、福田王(ふくだおう』と呼ばれています。大井川茨城県知事のニックネームは『スマートキング』です。今後は3県の知事がしっかり連携を強め、北関東の存在感をアピールしていきたいと思っているんです!!」

 もちろん、自分にないものを持っている尊敬すべき北関東の2人の知事のニックネームは、自分が(勝手に)付けた。ちなみに、いつも温和で優しい(かつ政策通の)花角新潟県知事のことは、「殿(との)」とお呼びしている。

 他の知事にもあだ名があるが、敢えて書かない。(笑)皆さん、怒らないでくださいね!!🙏

 あ、軽食が出て来た。ちょうどいい量だな。(ニッコリ)