2019年11月30日

 午前零時。あたり前だけど、群馬県は東京より寒い。やっと部屋が暖まってきた。急いで今日のブログを書く。(ふう)

 本日は午前10時過ぎに高崎市内の青雲塾へ。昨日、亡くなられた中曽根康弘元首相の遺影の前で手を合わせた。そのまま高崎駅に移動。東京行きの新幹線をキャッチした。

 13時。東京ミッドタウン日比谷で行われたイベント「地方再興の新たな形〜Well beingをデザインする都市・前橋」に参加。知事として挨拶した。

 15時。都内のスタジオに到着。結婚披露宴で歌って欲しいとお願いされていた「ハナミズキ」のリハ。17時。ホテルオークラで行われた結婚披露宴に出席。地元でお世話になっているご夫妻のご子息(新郎)と新婦のために、祝辞と歌をプレゼントした。

 16時15分にホテルを出て、次の日程へ。夜は夕食を食べながらの意見交換会。群馬を盛り上げるアイデアが満載。スゴく楽しくて、勉強になった!!

追伸:昨日、中曽根康弘元総理が亡くなられた。101歳だった。外交でも内政でも、数々の実績を残された。確固たる国家観と歴史観。大統領的な政治手法と大胆な発想。戦後の名宰相の1人であることは間違いないと思う。

 自分にとっては、故福田赳夫元総理、故小渕敬三元総理と並ぶ郷土の大先輩であり、群馬県民の誇りだった。県民を代表して、衷心より哀悼の意を表したい。

 その後、「官邸主導」と呼ばれるようになった政治スタイルは、中曽根元首相が生みの親だ。特に首脳外交はダイナミックだった。

 米国留学時代、ウイリアムズバーグで行われた先進国首脳会議(G7)の直後(だったと記憶している)に発売されたニューズウィーク誌(?)の表紙の写真にレーガン大統領、ミッテラン大統領、中曽根首相の3人が並んでいるのを見つけた時は、ちょっぴり感動した。それ以前に日本の総理がG7で存在感を発揮した記憶がほとんど無かったからだ。

 訃報を聞いて、こう思わずにはいられなかった。「ああ、ひとつの時代が終わった」と。(合掌)