2019年11月20日

 朝の新幹線で東京に向かっている。あいたた、右上腕の筋肉が痛い。この「筋トレ疲労」を乗り越えない限り、理想の(?)体型は作れない。頑張らないと!

 高崎市の芸術劇場をめぐる官製談合の疑いで高崎財団副理事長(芸術劇場館長)や市職員を含む3人が逮捕された事件から一夜が明けた。県内の激震は収まらない。地元紙や地元TV、NHKのローカルニュース、大手紙の群馬版も、突然の逮捕劇を大きく報道している。

 辣腕の行政マンとして尊敬する富岡賢治 高崎市長の周辺でこんな事件が起きたことに、少なからぬショックを受けた。昨日の庁議でも定例記者会見でもこの問題に触れ、同じ趣旨の発言をした。

 「とても驚いている。まだ事件の経緯や真相が明らかになっていないので、軽々なコメントは出来ない。が、もし何か不正な行為があったのだとしたら、県警にはしっかり捜査を進め、事件の全容を解明してもらいたい。それが警察の県民に対する責任だと思う。」

 「これは他人事ではない。今回のことを契機に、県としても改めて襟を正してく必要がある!」とも。

 高崎市は県内最大の都市だ。高崎の動向は県全体にも大きな影響を与える。万一、今回の事件の背景に「何かの不正行為の温床(?)となるような構図」が存在するとすれば、この際、しっかりとメスを入れるべきではないかと感じる。

 今後、どんな展開になっていくのかは分からない。が、市民も県民も固唾を吞んで見守っている。多くのひとが納得する決着を期待したい。そうじゃないと、「負の余韻」をズルズルと引きずることになってしまう。

 あ、間もなく東京のアナウンス。

追伸:知事に就任して間もなく4ヶ月。様々な事業の内容をチェックしながら改めて痛感していることがある。それは、「県民(国民)が最も怒りを感じるのは、外から見えないところで税金が不正に使われ、特定の人たちが利益を得ることだ!」と。

 そりゃあ、そうだろう。ほとんどの人たちは、ルールを守って真面目に頑張っているのだから…。