2019年11月19日

 

 21時過ぎ。夜の会合を終え、先ほど帰宅。大きく深呼吸をして、パソコンを開いた。

 本日は午前7時に自宅を出発。午前8時。自民党県議団執行部(5名)との朝食会の会場に到着。幾つかの問題について、率直な意見交換が出来た。このメンバーによる会食は、今後も定期的に(?)やらせてもらおうと思う。

 午前9時30分から庁議。終了後は部局との協議。続けて午前11時からの議会運営委員会に出席した。

 午前11時30分。某団体からの予算要望を聞いた。3人の県議も同席。生協食堂でランチ(オムライス定食)を食べ、13時から華人チャンネルのインタビューを受けた。

 15時から知事の定例記者会見。その後も表敬や協議が続いた。18時30分。太田市内の会合に足を運んだ。何度か延期になっていたが、ようやく実現した。(ニッコリ)

 さて、ここからはシリーズの続編。前回のブログで「県庁内に動画の編集、放送も出来る自前のスタジオを整備出来れば、スピーディーに(かつローコストで)動画を発信出来るようになる!」と記した。

 例えば外部のスタジオを借りて番組のライブ配信をする場合、どのくらいのコストが必要なのかを調べてみた。その筋の関係者によると、スタジオレンタル代とカメラ・音声、配信にかかる費用を合わせて、少なくとも30万円程度はかかるとのこと。

 つまり、ちゃんとした機材を使って撮った番組を、週1回、放送(ライブ配信)するだけで、月額120万円のお金が要る。年間だと1440万円が必要になる計算だ。1週間に10の番組を放送しようと思ったら、これだけで年間1億円以上のコストがかかってしまう。

 動画制作を外注した場合はどうだろうか?10分以内のPR動画でも(内容にもよるが)10~40万円のお金がかかると聞いた。加えて、制作の過程で、外部スタッフとの入念な打ち合わせと確認作業も必要だ。

 前回のブログでも触れたが、これまでは、動画による説明や、紹介が最も効果的だと思われる案件があったとしても、これだけの手間と費用をかけて目的に合ったコンテンツを作るか、さもなければ諦めるしか無かった。

 ましてや、(動画作成やライブ配信に加え)番組の企画まで外部委託したら、コストは更に膨れ上がる。

 事実、茨城県のいばキラTVの初年度(平成25年)の委託費は1億8千万円。その後も毎年、1億円超の予算を支出。平成29年段階でも1億2千万円もの予算を投じている。

 詳しくは後述するが、スタジオの維持・運営費を抑えるには、動画や番組の制作をどこまで自前で出来るかが鍵になる。

 動画作成や番組制作に関する上記の事情を踏まえた上で、新しい放送&動画スタジオのコストパフォーマンスを検証してみたい。

 県庁最上階に整備する予定のスタジオの設置費用は、機材の購入や設置に6千万円強、施設設備に5千万円強。合計で1億2千万円弱を見込んでいる。

 ちなみに、施設整備に5千万円以上のお金がかかる理由は、既存の建物の中に設置するため。一定の防音機能の確保、スピリンクラーや排煙等の防災設備の改修をしなければならないからだ。

 そもそも「放送も動画の編集も出来る本格的なスタジオ」を作るのにどのくらいの予算がかかるものなのか?普通のひとは、なかなか想像がつかないと思う。が、ある関係者によると、例えばテレビ局が新しいスタジオを整備するとなれば、機材、設備のみで3億円以上が必要だそうだ。

 これが4Kや8Kの映像による放送が出来るシステムを備えた最先端のスタジオだとしたら、整備費はこの何倍(何十倍?)も増えるはずだ。

 すなわち、放送(動画)スタジオの整備費用として、1億2千万円弱の予算規模はけっして法外な数字とは言えない。

 6千万円強で購入する予定の機材や設置費用、特に機器の機能に関しても「ありがちな誤解」があるように思う。

 あ、大事な電話をかけないと。この続きはその⑫で。

 

  <記者会見の中で県のインスタグラムを展開中の県立女子大生と会話!>

 

<生協食堂のオムライス、美味しい!👍>