2019年11月10日

 夜。これから鳥の胸肉を焼き、カレーを作る。ライスは玄米にしよう。サラダが終わってしまったので、野菜スムージーで代替する。夕食の準備をする前に、本日のブログを更新してしまおう。

 考えてみたら、「動画(放送)スタジオ」のシリーズも途中までしか書いていない。先般のベトナム出張の細かい報告も、手つかずのままだ。地元紙で大きく取り上げられた総合計画策定チームの目的、豚コレラ対策の展望、幾つかの重要な人事案件等、発信したいことが多過ぎて、とても追いつかない!😓

 何しろ、毎日、気がつくと夜なのだ。ブログを書く態勢をもう一度、立て直さないと!!(ふう)

 明日の午前中、江藤拓農水大臣が来県。群馬県食肉卸売市場等を視察する。義理堅い大臣から、直接、連絡もいただいている。(感謝)

 豚コレラ対策は養豚県である群馬の最大の懸案。この問題に関する江藤大臣の迅速な対応には感謝しつつ、引き続き政府に必要な支援をお願いしていく立場だ。知事として大臣にピタリと同行させてもらう。

 さて、ここからは県庁人事の話。かつてのように、「最も優秀な人材が霞が関に集まる」という流れは(幸か不幸か)変わりつつある。が、それでも自分が付き合ってきた中央省庁の官僚には、やはり優秀で志の高い人物が多い。

 加えて言うと、群馬県庁の役人たちが予想以上に(失礼な言い方でごめんなさい!)有能で、情熱と個性に溢れた人々の集団だったことも、このブログで書いてきたとおりだ。

 そのことを前提に、ひとつ言っておきたいことがある。

 例えば、ある役所に新しい大臣が就任したとしよう。その大臣がその省庁の方針(もっと言うなら政権の方向性)と異なる政策を推し進めようとしたり、役人に対してパワハラ等の目に余る行動を取ったり、答弁能力に大きな問題があったりした場合、役人たち(役所)はどう対応するだろうか?

 答えはシンプル。旧知の有力な与党議員に告げ口をするのだ。(笑)よほどの場合は、総理か官房長官に直訴する。さもなければ、その役所に関わるマスコミに舞台裏の事情を漏らし、何らかの形で発信させようと試みる。

 狙いは明確。次の内閣改造で何とかその閣僚を替えてもらうか、少なくとも上層部からの注意や報道を通じて、その大臣の立ち振る舞いを修正するためだ。

 こうした「役所の告げ口文化」が、悪いなどと言うつもりはない。こんなこと、どの世界(組織)にもあることだ。「役所に評判の悪い大臣が悪い大臣だ!」などとは全く思わないが、官僚たちがクレームをつけざる得ない(=上層部への直訴を余儀なくされる)時には、大抵、それなりの理由がある。

 さらに言うと、山本一太が特命担当大臣だった1年10ヶ月の間、この種のことはただの一度も起こらなかった。内閣府の各部局のスタッフは、大臣だった自分を本気で支えてくれた。今、思い返しても、本当に充実した日々だった。この人たちと一緒に仕事が出来たことは本当に幸せだった。(ニッコリX30)

 実は県のレベルでも全く同じ傾向(構図)がある。あ、そろそろ料理を始めないと。この続きは「その2」で。