2019年9月18日

 21時過ぎ。何本か大事な電話をした。今週号の「少年ジャンプ」を読む前に今日のブログを書く。え?「少年ジャンプ」を読むことは仕事だ。常に最新のコンテンツを研究しておかなければ、知事として最先端のイニシャティブは打ち出せない!(笑)

 午前8時30分に自宅を出発。午前9時30分。知事室でトップマネージメントチームの会議を招集。県の新たな豚コレラ対策について議論した。

 午前10時。県議会本会議に出席。知事として提案説明を行った。1つ1つの言葉に言霊を吹き込んだ。

 午前11時30分。知事応接室で、日本温泉協会長、自民党県議等と面会。温泉文化をUNESCOの無形文化財に登録する運動への協力を要請された。もちろん、喜んで応援させてもらう!草津温泉で育った生粋の温泉ボーイだもの!!(笑)

 14時。知事の定例記者会見。消毒ポイントの設置を含む新たな豚コレラ対策の方針を発表した。

 15時。群馬県庁に伝説のロックバンド「ROGUE」の奥野敦士氏(ヴォーカル)と香川誠氏(ギター)が来訪。来年(2020年)の5月16日、17日の両日、高崎市の群馬コンベンションセンターで開催される「真のバリアフリー」を掲げた音楽イベント、GBGBへの出演を正式に要請された。

 香川氏曰く、「山本知事には、ミュージシャンの枠でぜひ登場して欲しい!ROGUEのバックで歌ってもらいたい!これは正式な出演依頼です!」とのこと。(感激X100)その場で快諾した。😆👍

 そりゃあ、そうだろう。ROGUEは、あのBOOWY、BUCK-TICKと並ぶ群馬出身3大ロックバンドの1つなのだ。(最近は大好きなback numberもスゴく活躍しているが…。)素人ロックシンガーを自称する、群馬生まれ&群馬育ちの知事として、ROGUEと並んでステージに立てるなんて、最高に幸せだ!🙌

 何より、このイベントの趣旨に100%賛同出来る!来年4月に完成予定のGメッセを盛り上げなければならない自らの立場を考えても、知事が来年のGBGBに全面協力することに異論を挟むひとはいないと思う。

 ちなみに、ROGUEを知らない読者のために、簡単に解説しておく。

 ROGUEは、1982年に結成された。その後のバンドブームの火付け役にもなったロックバンドだ。89年には日本武道館で単独ライブまでやりながら、絶頂期の90年に突如、(惜しまれつつ)解散!

 その後、前橋市出身の奥野さんは、不慮の事故で半身不随になってしまう。ミュージシャンとしては致命的とも思えるそのハンデを乗り越え、2013年のGBGBをキッカケに、ROGUEは23年ぶりの奇跡の復活を果たした。

 奥野さんが車椅子で歌う姿が、どれほどのひとに勇気と感動を与えただろうか?!「人間の可能性は無限大」だと思わずにはいられない!!😄

 ROGUEを復活させたGBGBについても説明しておこう。GBGBは、福祉の充実やバリアフリーの達成を目的とする音楽イベントとして2013年に誕生。今年で8回目を迎える。ホストバンドであるROGUEを中心に、これまで数多くのアーティストがこのプロジェクトに参加している。例えば2018年のGBGBでは、高崎出身の布袋寅泰さんも熱いパフォーマンスを披露した。

 GBGBの目的は「障害者が本当に必要としているモノを、このイベントの収益により購入又は制作する」こと。例えば、大型車椅子を乗せられるタクシーやバリアフリーの飲食娯楽施設の建設等だ。

 Gメッセ内のメイン会場で展開される音楽ライブに加え、野外展示場のスペースでは群馬の美味しさを凝縮したフードイベントも行われる。「障害者も一緒に楽しめる空間を創り出す」ことも、GBGBの目標の1つだ。

 皆さん、ぜひ2020年のGBGB(5月16〜17日)にお越しください!ROGUEの魂の叫び、素晴らしいアーティスト達の音楽を聴きに来てください!!誰もが違いを受け入れる「バリアフリー」の空間を体験してください!!

 群馬県の新たな名所、高崎のGメッセでお待ちしています!!

    

     <伝説のロックバンド、ROGUEの奥野さん、香川さんとの知事室でのショット!>