2019年8月30日:パート2
知事としては初めての「朝まで生テレビ」は、とても勉強になった。アトキンソン氏の分析は相変わらず鋭かったし、瑠麗さんは相変わらず素敵だった。この2人と再会出来ただけでも、スタジオに足を運んだ甲斐があった。(ニッコリ)
東国原前知事の指摘は、いつも明快かつ的確だ。大村秀章知事とは、久々に同じ番組で一緒になった。衆院議員時代よりずっと落ち着いていて余裕がある。いい感じだ。
番組の討論の中で、群馬県をアピールするチャンスは何度もあった。「それで、群馬県は何をしたいの?!」「問題は、山本さんは群馬をどうしたいと考えているのかだ!」と田原総一朗氏。
田原さんの言葉を受けて、群馬の大胆な未来構想を熱く語ることも出来ただろう。が、次の2つの理由で自重(?)した。正しい判断だったと思う。
1.国会議員として20年以上のキャリアがあるとはいえ、知事としてはまだ1ヶ月の新米。机の上の知識はあったとしても、いわゆる首長としての実績や経験は不十分だ。残念ながら、現時点での山本一太知事の見方や発言は、(正直言って)まだ浅薄だし、説得力がない。最初から大言壮語みたいなことは避けようと考えていた。
2.知事としての目標は群馬県民の幸福度を上げること。知事としての野望はあらゆる分野で新たな群馬モデルを構築・発信し、国のあり方に影響を与えること。それを達成するために打ち出した政策や構想の詳細な制度設計を作っていくのがこれからの仕事だ。
ただし、20年後、50年後に「群馬がどんな存在を目指していくのか?」は、将来のビジョンとなる総合計画の議論等を通じ、少し時間をかけて練り上げていきたいと思っている。その前に、知事選の政策集で掲げた政策をチマチマと説明するのは嫌だった。
まあ、最初はこんなものだろう。きっとまたTV出演の機会はある。次回はもっと積極的に攻めていきたい。このTV出演のために資料や情報を集めてくれた県庁各部局の皆さん、ありがとうございました!!