2019年8月25日

 群馬県知事に就任してから今日で28日目。間もなく1ヶ月になる。最初の関門だった副知事人事を何とか乗り越えることが出来た。(ホッ)2人の副知事の人事案を承認してくれた自民党県議団、公明党県議団を含む県議会各会派の方々に心から感謝を申し上げたい!🙇‍♂️

 新知事として「意中の人物を副知事に抜擢出来るかどうか?」は、極めて重要だった。そりゃあ、そうだろう。ここで躓いたら、冒頭から知事としての調整能力を疑われてしまう。

 8月中には知事直属の政策アドバイザー、ネットメディア戦略アドバイザー等の人事も発表する。今年中には、山本新知事を囲む「トップマネージメント・チーム」の人選を固められそうだ。

 知事になってから最初の1ヶ月間の目標は「空気を変える」ことだった。新知事が誕生したからといって、直後に経済が良くなるとか、急に県民の幸福度が上がるとか、群馬全体がガラッと生まれ変わるとか、そういうことはあり得ない。政策の効果が発現するのは時間がかかる。それでも「雰囲気を変える」ことは出来ると思っていた。

 「空気を変える」ためには最初の30日間が勝負だ。この間、県の職員に「県政が変わった」ことを認識してもらうと同時に、新しい知事のスタイルを理解してもらわねばならない。県民には「これまでの知事とは明らかに違う。群馬で何か新しいことが起きそうだ」という期待感を持ってもらう必要がある。「新しい空気を作る!」これが新知事のゴールだった。

 知事就任後の数週間で、総理を含む9名の現職大臣に会ったひとは恐らくいない。内閣官房長官を地元に呼んだ知事も皆無だと思う。県民に知事の日々の活動を伝えるSNSチームも早々と発足させた。戦後の群馬県政史上、最も若い副知事も任命した。

 毎週、記者会見をやっていることもあるが、就任早々、これだけ頻繁に情報発信している群馬県知事は過去、(自分が知る限り)いなかった気がする。

 それでも、インパクトが不十分な点もあった。自己採点すると60点くらいかなあ。え?最初から飛ばし過ぎ(?)だっていう声もあるって?!いや、これでも相当、遠慮して(慎重に)やって来たつもりなんですけど…!!(笑)

 就任から3ヶ月後の10月下旬、新チームとも協議の上、「知事の360日プラン」を発表したい!