2019年5月31日:パート2

 6月の初めまでに、「全県の知事選対を立ち上げる」作業が完了する。6月9日の「選対事務所開き」の際に、組織の陣容を発表出来るだろう。

 全体の骨格は固まりつつある。選対事務長、幹事長、事務局長といった枢要ポストの人選も終わっている。選対の主要な役割を担ってもらう方々の共通点は、「クリーンな人物」であることだ。いかにも古い政治手法に染まったひと、利権との関わりが噂されるようなひとは、(どんなに影響力があろうと)外させてもらった。以前のブログでも触れたが、「誰に応援してもらって当選するのか?」は極めて重要なのだ。

 県内の市町村で唯一、後援会も選対もない地域がある。それは地元吾妻郡の長野原町だ。既存の後援会は解散することに決めた。残念ながら(実質的に)組織として機能していないからだ。昨年の後援会代表者会議でも、その事実が明白になった。この重要会議に「1人の代表者」も出してもらえなかったのは、70ある全県の後援会組織の中で、長野原後援会だけだった。

 今の(正確には元の)後援会長とは、過去にも、時々、連絡が取れない状況になることがあった。何度、叱られても、文句を言われても、「これまでお世話になって来たのだから!」と思って、ずっと我慢してきた。

 そもそも後援会の活動は、完全なボランティアだ。何の義務もないのに、応援していただいている。地域の幹部は皆、信望のある立派なひとばかり。山本後援会に限って言えば(他は知らないが)、利権絡みの陳情や強引な要望なんて受けたことがない!もちろん、堂々と(透明に)出来ることは、一生懸命、やらせてもらっている。

 お世話になっている人たちからは、どんなに怒られてもいい!厳しい意見にも、ちゃんと耳を傾けて来たし、率直に間違いを指摘してもらえるのは有難いと思う。ただし、ほとんどの場合、そこには「愛情」がある。にもかかわらず、長野原後援会の解散を決断した決定的な理由は、このひと(長野原の元後援会長)が、大沢知事の不出馬表明の前に地元担当秘書に対して言い放った次の言葉だ。

 「地元の八ッ場ダムの話もある。当分、今の知事にやってもらうのがいい!」

 万一、現職知事との選挙になった時は、相手候補を応援すると宣言しているに等しい。政治生命を賭けた一世一代の選挙で支持してもらえないとすれば、応援団長をお願いしている意味がないと悟った。

 そもそも真面目な地区担当秘書は、この地域で長年、苦労してきた。秘書は自分の同志であり、分身だ。その秘書がこのひと(担当する地域の後援会長)に何度も罵倒されて来た。地元秘書が罵倒されるということは、自分自身が罵倒されているに等しい。大事なスタッフが困り果てている姿を見て、「これ以上、苦労はかけられない!」という結論に達した。

 

 これまで助けていただいたことに関しては、心からお礼を申し上げたいと思う。昨年、肝心な時に何度、ご本人に電話しても出てもらえなかった。もう無駄な努力はしない。このブログに、元後援会長への感謝の気持ちを残させてもらう。

 

 新しい後援会を立ち上げることも考えたが、賢い選択ではないと判断した。逆に(今回の知事選では)「あえて選対組織を作らない」ことに意味があると思った。が、心配した中之条後援会の幹部が、選対の代表者だけは見つけてくれたようだ。(感謝)電話して、「いろいろご配慮いただき、感謝します。どうするかは、お任せします!」とお礼を言っておいた。が、今回の知事選で「長野原町には実質的な選対組織がない」というのは紛れもない事実だ。

 長野原町は、山本一太の地元、吾妻郡にある。生まれ故郷の草津町の隣町だ。前回も、前々回も、7割を超える得票率をマークしていた記憶がある。そのことを踏まえ、長野原町民の方々、1人1人に直接、こうお願いしたい!!

 長野原の皆さん、新しい群馬県を創る山本一太の挑戦に、ぜひ力を貸してください!!

追伸:もし知事になることが出来たら、長野原町に「新しい後援会(?)」を立ち上げたい。本当の地元だし、草津町との関係も深い。八ッ場ダムの完成後の問題もある。きっと応援してくれるひとがいるはずだ。

 

 え?山本県政が実現したとしても、長野原町からの要望は、政策通の2人の盟友(萩原県議と入内島県議)が、きちっと県に繋いでくれるだろう。町民の皆さん、その点は心配ご無用です。

 が、それでも、この地域には「真の仲間」が必要だ。誰にどうアプローチしたらいいか?頭の体操はすでに始まっている。