2019年5月7日:パート3

 

 熱い紅茶を飲みながら、ブログの続編を書く。

 7月の知事選に向けた山本一太選対の構築は、どう急いでも5月末までかかる。県内の69の後援会を中核とする各地の選対組織を丁寧に立ち上げていく必要がある。最後は過去4回の全県選挙の選対の中で、「最も強力な布陣」になると確信している。

 「偉い方々の名前をずらりと並べよう!」と思っているからではない。初めて、苦しい時も変わらず支えてくれた各地の後援会の人たちを中核とした選対の「熱のある集合体」になるからだ。ここに(組織の論理ではなく)「山本知事を実現して一緒に新しい群馬を創りたい!」と本気で思ってくれている有志の県議や市議が加わる。

 知事選の告示まであと2ヶ月。選挙結果はまだ予断を許さないが、ここまで準備を整えるのは本当に大変だった。(ふう)あまり気にしなかったとはいえ(笑)、味方だと思い込んでいた人たちから、どれだけ悪口をばら撒かれたか?!既得権益を守ろうとする勢力から、どれほど足を引っ張られたことか?!バランス感覚があって、筋を曲げないと思っていた人物が平気で「嘘」を肯定する姿を見て、どれほど落胆したか?!その度に、「負けてたまるか!」と自分に言い聞かせながら頑張ってきたのだ。

 もし2ヶ月後の戦いを勝ち抜くことが出来たら、知事選出馬表明以来、ずっと応援してくれた各地の後援会関係者の皆さん、自らの意思で選対に入ってくれた県議、市議の皆さん、そして、「群馬県を変えるため、知事選に出て欲しい!」と一貫して背中を押してくれた経済人の方々に、胸を張ってこう宣言してもらいたい。

 「山本一太知事はオレたち(私たち)が誕生させた!」「自分たちの応援がなかったら山本県政は生まれなかった!」と。

 知事選の告示まで2ヶ月を切った今の段階で、山本一太の推薦を決めた職域・業界団体はほとんどない!実は(過去のブログにも書いたように)主要な職域・業界団体の代表との面会は(現職知事が4選不出馬を表明する前に)済ませている。JAや建設業界について言えば、県内の主な支部長にも個別に会いに行った。流石に組織のトップに選ばれるだけあって、全員が立派な人物だ。

 自民党の推薦をもらうまでは向こうもやりにくいだろうと思って、こちらから推薦をお願いするようなことはしていない。組織全体の利益を考えなくてはならない長には、それぞれの立場というものがある。そのこともよく分かっている。

 他方、こんな本音を漏らす某団体の幹部もいた。「本当は早く一太さんに推薦を出したい。でも、ある人物(?)からやんわり止められている。(苦笑)うちの組織の人たちは皆、『山本一太が次の知事として最有力だ!』と思っている。新しい知事(=県)とは(あらゆる意味で)良好な関係を保ちたい。県連がなかなか推薦を認めないので困っているんですよ!」と。
 
 他の組織・団体の長が、同じ感覚なのかどうかは分からない。が、現時点まで職域団体の推薦を得られていないことは、知事選にもマイナスに働いている。参院比例区における党の公認候補との県内の連携が、ほとんど出来ていないからだ。

 比例区の候補者にとっても、群馬県内で「山本一太知事選立候補予定者」と一緒に会合を組むことには(多少なりとも)メリットがあると思う。これでも前回の参院選挙(知事選と同じ全県選挙)では、約60万票(県政史上最高得票)を集めているのだ。

 それ以上に残念だったのは、知事選の「政策集」(公約)を発表する前に、幾つかの職域団体の長と意見交換が出来なかったことだ。知事候補予定者として重視しているのは、「県民の幸福度を上げる」こと。その意味で、医療・福祉政策は大きな柱の1つになると考えている。

 例えば医療政策で県が連携を図らねばならない群馬県医師会。何度かこのブログにも登場している現在の群馬県医師会長は、山本一太安中後援会の会長でもある。男気があって親分肌。確固たる理念を持った「心から尊敬する人物」だ。ついでに言うと、渋川市の医師会長は、やはり地域の後援会長をお願いしている高校時代の同級生。前橋市等にもずっと応援してくれている医師会の幹部の方々がいる。

 知事選に向けた「政策集」に掲げた医師の確保や介護問題に関しては、医師会関係者の方々から(事前に)じっくり話を聞き、政策提言に反映させたかった。が、間に合わなかった。GW県内遊説プロジェクトの前に「政策集」と「政策パンフ」を完成させる必要があったからだ。

 あ、そろそろ運動しないと。知事選の本番を睨んだ体力強化は、着実に成果を上げている。👊

追伸:今から7、8年前、ある人物の卑怯な振る舞いを目の当たりにして以来、「組織の総意」という言葉に強い嫌悪感を抱くようになった。「なるほど、一部の人間が組織を自分たちの都合のいいように動かすための便利な言葉なんだな!」と。(笑)

 政治家・山本一太は「組織の総意」なんて信じない。どんな組織も「独立自尊の個人」から成り立っている。どんな企業や団体の幹部だって、その組織を構成する人たちの意思を無視した決定は下せない。そんなことをしたら、自分たちが立っていられなくなるもの。

 本当に必要な時は、独立自尊の魂に訴えてその「組織」を切り崩す!本当の同志を発掘して、その人々と手を組む。4年間は十分な時間だ。