2019年4月22日

 21時過ぎ。夜の新幹線で東京に向かっている。

 18時30分。前橋の企業後援会(山富会)の年次総会&懇親会に出席。今年も大勢の方々が参加してくれた。故・山本富雄が県議だった頃に創設されたこの会、何と45年(?)の歴史がある。頼りになる古参の支持者もいれば、新たにメンバーになってもらった人たちもいる。初当選から24年経った今も、会員数は減っていない!逆に増加傾向にある。😄

 亡父の時代からの大切な支持者の方々に(半世紀近くも)ずっと応援していただいている。この事実は、政治家・山本一太にとって極めて重要だ。「自分がまだ初心を忘れていない!」という証拠だもの。

 会の行事報告や会計報告が終わった後で、マイクを握った。約40分、途切れぬ言霊を発射し続けた。知事選挙の現状を分かりやすく解説し、今後の展望と戦略の詳細を語った。Netlixの快進撃からローマ帝国の共和制まで、様々な話題を織り込んだ。伊勢崎と同様、県都前橋でも一貫して世論調査の数字がいい!ここでは絶対に勝たないと!!

 さて、ここからは、県議選の感想シリーズ:(太田編)に移る。定数5の太田市は激戦だった。結果として、「自民党公認候補3名が2議席をめぐって争う」という最も恐れていた構図に陥ってしまった。

 40代の穂積昌信候補は、3位で再選を果たした。苦戦が伝えられていただけに、胸を撫で下ろした。(ホッ)当初から危機感の強かった穂積陣営では、すでに昨年末から地区の座談会をスタートさせていた。

 穂積県議には、県連会長肝いりのタスクフォースでもお世話になった。選挙が心配だったので、(地元担当秘書と相談して)何度も穂積氏の座談会に足を運んだ。その気持ちは、県議本人にも、支持者の方々にも伝わっていると思う。

 残念だったのは、もう1人の現職である山崎俊之候補が当選に届かなかったこと。(ため息)人柄がいいのはもちろん、このひとには胆力を感じる。貫禄では負けているが、実は同い年なのだ。

 県議団の最大勢力だった1回生グループの中でも中核的な存在だった。県連会長を続けていれば、「地方から見た保守理念」を考える新たなタスクフォースに加わってもらおうと決めていた。

 開票日の1週間後に電話してみた。さすがに落胆した(?)様子だった。「山崎県議、何の役にも立てず、申し訳ありません!またいろいろな機会で、活躍される場面もあると思います。引き続き頑張ってください!」そう伝えておいた。

 これで新田地区(旧新田郡)出身の県議がいなくなってしまった。新田郡で長年、県議を務めておられた大沢知事も、きっとガッカリしているに違いない。

 もう1人の自民党公認候補(秋山健太郎氏)は、5位で初当選した。県議だった父上とはタイプが違う感じだ。まだ41歳。他の地域で当選した若手県議たちとの人脈もあると聞いた。今後の活躍に注目したい。

 今回、誕生した他の次世代県議たちと力を合わせ、ぜひ県連に新しい風を吹き込んで欲しい!

 あ、間もなく東京駅のアナウンス。

 

追伸:群馬県の人口は、高崎、前橋、太田、伊勢崎の4市が7割を占めている。その4つの大票田を地元とする県議(現職、新人含む)のうち、かなり多くの人たちが、「夏の知事選では山本一太を応援する!」と明言してくれている。少なくとも、「現職知事の後継候補を立ててやる!」などと息巻いている県議は「ほとんど」いない!

 

 特に嬉しかったのは、群馬最大の都市である高崎の5人の県議全員(現職+新人)が「知事選での応援」を口にしてくれていること。伊勢崎の4人の県議も同様だ。このことは決して忘れない!!

 

 個々の県議の立場や考え方がよく分かっているだけに、以前から県連内(?)の一部で囁かれている「今後の展開によっては、自民党県議団が山本支持派ともう1人の保守系候補支援組の間で真っ二つに割れる!」みたいな話がどうもピンと来ない。(苦笑)現状を正確に伝えるためにも、県議選感想シリーズは最後まで書く。