2019年4月21日:パート2

 桐生市長選挙で荒木恵司候補(前県議)が当選した。荒木さんは、自分が県連会長の時代にもお世話になった仲間だ。スゴく嬉しい!当確が出たのは21時過ぎ。当選祝賀会で、次のような20秒の祝辞を述べた。

 「荒木新市長の誕生、心からお喜び申し上げます!この素晴らしい新市長とスクラムを組めるように、私も7月の知事選、頑張ります!!(笑&拍手)」

 結果は(ザクッと言って)3万票対2万票。1万票の差はついたものの、30代の相手候補(前市議)が予想以上の健闘を見せた。選挙戦の最中に、何度かこう警鐘を鳴らした。「泡沫候補などと侮ってはならない!思った以上に票を伸ばしてくる可能性がある!」と。

 荒木陣営の地区出陣式で、ある選対幹部が、「出来ればコールドゲームにしたい!」という発言をした。それを聞いて(申し訳なかったが)、こんな演説をした。

 「先ほど、選対責任者の方からコールドゲームという言葉が出ましたが、とんでもありません!こちらの選対が『オール桐生』だからと言って、油断は禁物です。時代の雰囲気を考えると、相手は泡沫候補ではありません!最後まで気を抜かず、どうか1票でも多くの荒木票を積み上げてください!」

 決起大会でも、同じ趣旨の言霊を放った。

 「皆さん、荒木候補が次の市長に最もふさわしいことは言うまでもありません!選対も盤石な体制です。が、だからこそ心配です!相手は思った以上に票を伸ばして来ます。どうか一瞬の油断もなく、1人でも多くのひとに声をかけ続けてください!!」

 今回の勝利は、荒木候補の支持者の方々が、最後の最後まで支援を呼びかけてくれたお陰だと思う。(感謝)ただし、課題も残した。こちらが「オール桐生」の選挙態勢を組んだのに対して、ライバルの若手候補は、主に自転車行脚と街頭演説だけで戦った。組織に頼らない「草の根選挙」を展開した。こんなシンプルな運動をやっただけで、4割もの得票を獲得したのだ。

 この人物は(捲土重来を期して)4年後に必ず再挑戦して来る。そのことを前提に態勢を整えておく必要がある。最初の4年間が極めて大事だ。荒木市長を本気で応援しているからこそ、このフレーズを残しておきたい。

 それはともかく、荒木恵司市長なら、きっと桐生市の停滞を打ち破れるはずだ。荒木さん、おめでとうございます!こちらも7月の知事選に勝ち抜けるよう、全力を尽くします!!もし私が志を果たすことが出来たら、力を合わせて桐生と群馬を盛り上げていきましょう!!