2019年4月19日

 午前零時過ぎ。高崎の自宅でパソコンを開いた。

 今晩は重要な作戦会議があった。4人の同志と今後の流れを話し合った。全員が、「知事選の選対と参院選の選対を分けるのは当然!」という認識だった。

 群馬県では12年に一度、知事選と参院選の時期が重なる。よく考えてみたら、24年前、山本一太が参院選に初出馬した際も、知事選との同日選だった。翌日の地元紙(上毛新聞)の1面が知事選、裏面が参院選の報道だったことを思い出した。

 2つの選挙(知事選と参院選)の選対組織は別々に作られた。しかも、小寺知事(当時)の陣営と山本陣営が交わる場面は、ほとんど無かった。

 12年前のことは、過去のブログでチラッと触れた。完全な同日ではなく、参院選の公示が知事選の告示より1週間、遅れた。この時も(当たり前のように)2つの選対が立ち上がった。参院選が始まる前までは、自民党公認で出馬した大沢候補(現在の大沢知事)を徹底的に応援。参院選が始まった後は、独自の戦略で自由にやらせてもらった。

 そう、過去に知事選と参院選を同じ選対で戦ったことなど一度もないのだ!

 それにしても、何て頼りになる応援団だろう!👍群馬のトンカツも美味しかったなあ!!

 さて、本日の日程を簡単に振り返ってみよう。午前中は2時間の参院本会議。「大学修学支援法案」の趣旨説明と各党による質疑が行われた。続けて4つの法案が採決された。

 議員会館地下のカフェでピッツァとヨールグルトのランチを済ませ、タクシーで東京駅に向かった。夕方まで複数の市議選候補者の選対事務所を回った。集会でマイクを握った場所もあった。18時30分。桐生市内で行われた「荒木恵司」(あらき・けいじ)候補の決起大会に出席!次のような趣旨の応援演説を炸裂させた。

 「皆さん、荒木候補が市長選出馬を決断し、今日まで皆さんと一緒に戦って来ました。それは何のためか?桐生市の厳しい現状を打破し、この街の新しい未来を創るためです!(拍手)」

 「私も(群馬の未来のために)7月の知事選に立候補します。安倍総理から『これからは首長の時代だ!』と激励されました。」

 「そう、皆さん!これからは首長の時代なのです!誰が市長になるかで、桐生の未来は大きく変わるんです!(拍手)私たちがこの街の将来を託せるのは、どう考えても荒木候補しかいないじゃないですか!!(拍手)」

 「私が言いたいことはただ1つ。決して油断してはならないということ。選挙態勢が盤石なだけに、余計、心配なのです。相手候補を決して侮ってはなりません!どうか最後まで1票でも多く、荒木候補の票を積み上げてください!!」

 「皆さんの力で荒木市長が誕生したら、私も必ず7月の戦いを勝ち抜きます!2人で協力して群馬と桐生の未来を築かせてください!荒木候補へのご支援、よろしくお願いします!!(拍手)」

追伸:群馬県で4番目の人口を誇る伊勢崎市は定数5。自民党の4人の現職が切磋琢磨しながら自民党の4つの議席を確保している。いわば、県連に最も貢献している地域だ。過去2回の選挙でトップ当選していた原和隆県議が辞職。その原県議の地盤を引き継ぐ形で斎藤候補(前市議)が新人として立候補した。

 結果として、自民党は4議席を死守した。次回の県議選の感想シリーズでは、「伊勢崎編」を掲載する。