2019年4月16日

 午前1時過ぎ。睡魔と戦いながら、パソコンのキーボードを叩いている。寝る前に「県議選の感想シリーズ:その③」を書く。

 県都前橋は定数が8名。自民党の現職4名全員が再選を果たした。ただし、(過去のブログでも触れたが)高崎の自民党支部が4名の現職に加えて3人の推薦候補を擁立し、苦しみながらも5議席を獲得したのに比べると、前橋の自民党支部は現職以外の自民党系候補を1人も発掘出来なかった。

 この点に関しては、高崎や伊勢崎を含む幾つかの激戦区で不満を口にする現職候補たちがいたことをつけ加えておく。「先ずは前橋が率先垂範すべきだったのではないか?」と。

 今回、自民党公認候補として初めて県議選に臨んだ岩上憲司県議は、前回に続き圧勝!1万7千票を超える得票を集め、5回連続のトップ当選を果たした。岩上県議の日頃の努力には、同じ政治家として心から敬意を表したい。

 言うまでもなく、選挙での「得票の多さ」(=多くの民意に支えられている事実)は、その政治家の存在感を高める。将来、前橋市と関連した様々な選挙で、岩上県議の名前が囁かれることになるだろう。政治とは、そういうものだ。岩上県議、後援会の皆さん、おめでとうございました!!

 

 狩野浩志県議(現県連幹事長)は3位当選。前回(4年前)より順番を2つ(?)上げた。後援会の人たちも喜んでいるに違いない。

 県議会の重鎮である中沢丈一県議(県連副会長)は5位だった。前回に比べて少し順位は下がったものの、8回目の選挙にしてこの安定感はさすがだ。真面目で誠実。誰に対しても謙虚で、ウソをつかない人柄は、大勢のひとから信頼されている。自分にとって中沢県議は「自民党県議団の良心」とも言うべき存在だ。こういうベテラン政治家が県議会にいることは、群馬県にとっても幸運だと思う。

 中沢県議が、県議団の中でいち早く「山本一太支持」の旗を鮮明にしていただいたことにも感謝している。前橋の知事選対では、組織の中心に座っていただこうと決めている。7月にもし知事になることが出来たとしたら、政策等に関しても、いろいろ知恵をお借りしたい。自分はこういうひとと一緒に新しい群馬県を創っていきたいのだ。

 山本一太が県議会の次世代のエースとして注目する安孫子(あびこ)哲 県議は、今回も8位。最下位からの脱出はならなかった。(ため息)これだけ勉強熱心で、真面目に政策に取り組んでいる県議は数えるほどしかいない。しかも今回は(最初から最後まで)手を抜かずに頑張り抜いたのに…なあ。(???)本人の本当の魅力や可能性が市民にまだ十分に伝わっていない証拠だ。(残念)この際、大胆な戦略の見直しが必要ではないか。

 順位こそ上げられなかったものの、今回はあちこちに新しい「あびこ応援団」が出現した。仲間たちも懸命に走り回っていた。あびこ県議の努力は必ず4年後に実を結ぶと信じている。本人もサッと気持ちを切り替えていた。次の4年間もヤル気満々だ!👍

 もし数々の困難を乗り越えて山本県政を実現出来たとしよう。自分が知事なら、あびこ県議のような「本物の政策通」にもっと光が当たるはずだ。

 さあ、腹筋と背筋をやらないと!