2019年4月12日:パート2

 午後。議員会館事務所でパソコンの電源を入れた。次の日程まで少し時間がある。すかさず本日2本目のブログを書いてしまおう。

 新しい県連執行部の陣容は一体、いつ決まるのだろうか?!山本一太の推薦問題はいつ協議してもらえるのだろうか?!いつまでに結論が出るのだろうか?!

 周りから、よく「一太さん、なぜそんなに焦っているの?」と言われる。「知事選の告示まで3ヶ月を切った。全県1区の広い選挙区で、かつ相手は山本一太だ。今から他の候補者なんて擁立出来るわけがないよ!」と。

 皆さん、ぜひ一度、私の立場になって考えてみてください。何度も言っているように、「新たな保守系候補(?)」と選挙を戦うことは全く恐れていない。そして(繰り返しになるが)、その「まだ見ぬライバル候補」が党の推薦を得られないことも明白だ。

 しかしながら、対抗馬が名乗りをあげる前に、少しでも当選確率を高めるための環境を整える最大限の努力をする。政治家として当たり前の戦略でしょう?!思い出して欲しい。現職の大沢知事が4選不出馬を表明した直後に、今の県連執行部(県議団執行部)のひと握りの人々が、「これで肚は決まった!」「後継候補の擁立を急ぐ!」などと宣言したことを。

 その後、県連執行部は、「新たな候補者の擁立は考えていない!」とも、「山本一太でまとめたい!」とも、全く言っていない。すなわち、(自分の目から見れば)「保守系の対抗馬(?)を探す動きはそのまま継続している」ということに他ならない。

 しかも時間は切迫している。4月中に決着がつかなったとしたら、推薦問題は大型連休を跨ぐことになる。そうなると、知事選まで残り2ヶ月だ。そこからは、あっという間に本番に突入する!!

 大変申し訳ないが、上記のことを考え合わせると、知事選への立候補を目指す候補予定者として、県連の結論をいつまでも待っているわけにはいかない。これまで自分が繰り返し言ってきたとおりだ。推薦の有無は、選挙ポスターや公約、政策パンフの内容にも影響する。1度でも選挙を戦ったことのある同じ議員なら、そこらへんの事情は分かってもらえるはずだ。

 「了承なら了承!」「否決なら否決!」と早く知らせて欲しい!どちらの結論になろうと、一刻も早くこの問題に決着をつけ、次の段階に進まねばならない!!

 もう一度、言わせてもらう。このまま結論がズルズルと先延ばしされるようなら、(県連を通さずに)党本部に直接、推薦を求めるという選択肢を取らざる得なくなる。それは極力、避けたい。が、仮にそうなったとしても、県議団の仲間たちや支持者の方々には理解していただけるものと思う。こっちも真剣勝負なのだ!!

 ひとつ明確にしておきたい点がある。それは、県連が山本一太の推薦依頼を撥ねつけると決めた場合は、その理由を明確に説明してもらう必要があるということだ。個人的には、どう考えても「推薦を拒否される」理由は見当たらない!(苦笑)

 それでも「県連にNO!を突きつけられた」時の対応は決まっている。先ず県民の前で、県連が推薦を拒否した理由の詳細を明らかにする。当然、それに対する激烈な(?)反論も発信する!その際は(申し訳ないが)誰がどんな反対をしたのかも、具体的に書かざる得ない。知事選出馬をめぐる経緯を有権者(県民)に正確に理解してもらうことは、選挙に勝ち抜くためにも極めて重要だからだ。

 その上で、自民党所属の国会議員として、党本部に直接、(かつ堂々と)7月の知事選における党の推薦を求める。100%、推薦状をゲット出来ると確信している。

 党の推薦をもらうと同時に、県議団の仲間の人たちに協力をお願いする。有志による「県議団支援グループ」を結成して、応援してもらうつもりだ。32名の県議の中には、「力を合わせて新しい群馬県政を創ろう!」と約束した真の同志たちがいる。必ず力を貸してくれると思う。

 上記のシナリオだと、山本一太の推薦依頼を蹴った県連は、知事選と同時に行われる参院選の公認候補の応援にリソースを集中することになるだろう。が、いかなる状況でも、山本一太の知事選に「より多くの力」を注いでくれる県議は必ずいるはずだ。
 
 え?そう思う理由はあまりにも明快だ。だって、県議の最も重要な仕事の1つは、地域の要望を県(=知事)に繋ぐことでしょう。その意味で言うと、群馬県における夏の「知事選&参院選」のダブル選挙が終わった直後から、自民党県議団が直接、向き合う相手は新しい参院議員ではない!「次の群馬県知事」なのだ!!

 あ、「待ちびと」がようやく現れた。その⑨に続く。