2019年4月11日
昨晩の「直滑降ストリーム」は、盛り沢山だった。最初から最後まで、中身の濃い議論が続いた。(ふう)
前半のテーマは、児童虐待問題。元日テレ記者の岸田雪子さん、馳浩元文科大臣との議論を通じて、日本国内で児童虐待が深刻化している背景や原因、これまでの児童虐待防止対策の問題点が浮き彫りになった。
今国会で、児童虐待防止法案の改正案が審議される。与党案の体罰の禁止と児童相談所の強化を柱とする法律改正が急務であることは間違いない。が、法律化すれば「問題が解決する」わけではない。社会全体(地域全体)の取り組みが必要だと強く感じた。
岸田さん、馳さん、ありがとうございました!もし私が7月に志を果たすことが出来たら、県の児童虐待対策にも、いろいろと知恵を貸してください!!
後半に登場したのは、野田智義ISL代表。野田氏が設立したISLは、全人格リーダーシップ教育を行う特定非営利法人だ。目的は、激変する世界が突きつける新たな課題に挑む変革と創造のリーダーを輩出すること。
日本のリーダーシップ教育の問題点を議論すると同時に、ISLが昨年、創設し、野田氏自身が理事長を務める大学院大学「至善館」の理念や狙いについても話を聞いた。あっという間の35分。共感出来る点も多かったし、何よりスゴく面白かった!
野田さんとお目にかかったのは、実は初めてではない。かなり前のことだが、ISLの講義(?)に呼ばれて2回ほど、スピーチした記憶がある。が、ここまで深い議論を交わしたことはなかった。
このひとの感性、好きだな。米国ハーバード大学で経営博士号を取得し、欧米の著名なビジネススクールでも教鞭を取っていた超インテリなのに、西洋的な合理主義に染まっていない。しかも、どこか「夢を追う少年」みたいな部分がある。自分が「真のボヘミアン」として尊敬する杉山デジハリ学長とは、また違う魅力を感じた。
野田氏の言葉で、最も印象的だったのは、「日本には不真面目な優等生が多い!真面目な不良を育てたい!」という一節。このフレーズを聞きながら、自分自身に言い聞かせた。「このまま、不真面目な不良のままで終わらないようにしよう!」と。(笑)
野田さん、ありがとうございました!もし群馬県知事になれたら、常に「How?」ではなく「Why?」を大事にするリーダーを目指したいと思います。その時は、群馬にもぜひ、講演に来てください!!
追伸:「知事」を含む首長には、ビジネス感覚が不可欠だ。ISLには、ぜひ「首長教育」のプログラムも検討して欲しい。これまでビジネススクール(MBA)には全く興味がなかったが、「至善館」の授業は受けてみたい。群馬県に「分校」を作ってもらえないだろうか?!(笑)
追伸:番組直後の視聴者アンケートは、「とても良かった(85%)」まあまあ良かった(5%)」合わせて90%だった。👍