2019年1月17日:パート2

 

 昼過ぎ。東吾妻町の和食レストランに入った。きのこの「具だくさん・けんちんうどん」を注文した。

 昨日(1月16日)の読売新聞(群馬版)に、県の財政状況に関する記事が掲載されている。記事の見出しは、「県税収30億円減見通し〜新年度当初予算 スバル業績悪化影響」だ。

 内容は、「県の2019年度予算編成で、一般財源の柱となる県税収入が前年度当初比で約30億円(1.2%)少ない2450億円と見込まれることが、15日わかった」というもの。

 記事によると、その理由は「SUBARU(スバル)の業績悪化で法人関連の税収減が予想されるため」だ。同社が、「18年の新車販売台数が前年比16%減と大きく落ち込んだうえ、同日、今年の国内生産台数を前年実績から2%減らす」と発表していることにも言及している。

 その上で、同記事は、「自治体財政への影響が長引く恐れがある」と指摘する。

 県税収入の減少は2年ぶりらしい。同じ報道によれば、「自動車関連産業を中心とした企業業績の改善を背景に、18年度は当初予算ベースで前年度から130億円(5.5%)増えていた」とのこと。

 昨日、大沢知事と自民党県議団との政策懇談会で「減少の見通し」が明らかにされたそうだ。「19年度は地方交付税などを含めた主な財源が5210億円と、前年度当初から210億円(3.9%)の減少が見込まれる」という解説も。

 今日から各部局の主要事業の査定が始まる。記事の終わりには、大沢知事の「非常に厳しい財政状況での予算編成になる」という見解が紹介されている。

 前々回のブログで、群馬県の財政状況を取り上げた。県の財政健全化指標が「過去11年間で3位から20位に大きく後退している」ことを強調すると同時に、基金の残高が減少している影響も分析。「財政の機動性が低下している」ことに警鐘を鳴らした。

 誰が次の知事になろうと、直面しなければならない最大の課題。それは、「今後、益々、厳しくなると予想される財政状況の中で、いかに知恵を絞って、県全体の発展、県民生活の向上に繋がる効果的な予算編成をやっていけるかどうか?!」だ。

 あ、熱いけんちんうどんが来た。うわっ、スゴい量!よしっ、全部、食べる!!✊