2019年1月15日:パート3

 本日の読売新聞(群馬版)によると、参院群馬地方区の自民党公認候補を決定するための県連の公募に、3人(比例区の現職衆院議員と2人の県議)が応募する見込みらしい。

 そもそも自分が知事選出馬を決めたために、県連が後任を探さざる得なくなった。(ごめんなさい!🙇)3人とも、国会議員を目指すだけの実績と能力があると思う。ぜひ、頑張っていただきたい!!

 全県1区の選挙を戦った経験のあるひとしか分からないと思うが、群馬県は広い。新人候補の「知名度」を浸透させるのは(思った以上に)大変だ。

 野党が手強い統一候補(たとえば若い女性等)を擁立してきたりすると、かなりの激戦になる可能性もある。しかも(何度も言っているとおり)夏の選挙では、自民党に逆風が吹く公算が大きい。

 知事選とのタイアップで「相乗効果を図れる」流れになることを祈るばかりだ。自分も(最後まで)努力する!!

 さて、夕方の伊勢崎商工会議所新年互礼会の挨拶で、群馬県の財政状況に触れた。

 「工場誘致の数と面積が全国トップだとか、実質経済成長率や1人当たり県民所得の伸びが高かったとか、それが群馬にとっていいニュースであることは、間違いありません。が、(物事に常に光と影があるように)同時に県政の抱える課題も県民の皆さんに率直に伝えるべきだと思います。たとえば、群馬県の財政状況が思った以上に厳しいことも…。」

 平成29年決算における都道府県の財政健全化指標(実質公債費率)をチェックしてみた。群馬県(11.5)は「20位」にランクされている。実は2008年から2010年までは「3位」だった。

 すなわち、群馬県の財政健全化指標は、この11年で3位から20位に大きく後退しているのだ。

 加えて言うと、基金の残高が減少している。基金が減るということは、年度間の歳入調整や災害への対応に不安が生じるということを意味する。

 今回のブログでは、これ以上、詳しいことは書かない。が、「中期財政の見通し」をどう立てていくかは、真剣に検討する必要があると思う。