2018年12月31日

 ああ、もう2018年もあと1日なのか!あらゆる意味で、「生涯、忘れられない1年」になった。(ふう)

 振り返ってみると、今年も大勢の人たちにお世話になった。いろいろな場面で助けられ、励まされ、刺激を受けた。皆さん、本当にありがとうございました!!

 来月(1月24日)で61歳になる。が、今年も人間ドック検診は合格点!👍体脂肪は15%のままだし、髪の毛も全く染めていないし、クイーンの「ボヘミアン・ラプソディー」だって、オリジナルキーで歌える!😆頑張れ!還暦少年⁉️(笑)

 年末の合宿(?)は続いている。ほとんど修行僧のような生活だ。(笑X2)それでも、昨日(12月30日)は久々に興奮した。

 日本時間の午後、米国カリフォルニア州で開催されたUFC(総合格闘技)の試合をペーパービューで観戦。息を呑むような熱戦が繰り広げられた。真剣勝負の迫力に勝るものはない!

 圧巻は女子フェザー級王者のクリス・サイボーグと女子バンタム級王者のアマンダ・ヌネスとの頂上対決。

 「20連勝中の無敵の王者、サイボーグが有利では?!」という大方の予想を覆し、ヌネスがサイボーグを開始51秒でKOした!!😵😵

 ボクシングで勝負を決めたヌネスの作戦勝ちだと思う。恐るべき瞬発力が、サイボーグの総合戦闘力を見事に封じ込めた!!

 ヌネスは、試合の前から、ずっと「必ず私が勝つ!」と周りに言い続けていた。呪文のように、その言葉を繰り返していた。やっぱり、勝負は気持ちの強いほうが勝つ!そのことを胸に刻んだ。

 さて、ここからは前回のブログの続編。知事選の情勢に関する独自調査を「どうしても公表しなければならなかった」理由を書く。

 現時点で、来夏の知事選に出馬表明しているは山本一太のみ。当事者の1人として、(なかなか難しいとは思うが)県連の「候補者1本化」に向けた動きには協力したい。自分自身も最後まで努力するつもりだ。

 そうじゃないと、「県連が割れないように」腐心してくれている仲間に申し訳ない。🙏

 そのことを前提に言うが、自分は、正式な出馬表明をする前から、常に「現職知事との選挙戦」を想定しつつ、頭の中で作戦を練ってきた。特に「知事選出馬の決意をほぼ固めた」高崎での1500人集会の後は、様々な展開を思い描く毎日だった。

 過去のブログでも触れたが、山本一太にとって「最悪のシナリオ」とは何だろうかと考えてみた。それは、「党本部推薦の有資格者である自分が党の推薦を外される一方、党の多選ルールで党本部推薦を得られない4期目の大沢知事が(例外的に)自民党群馬県連の推薦を得た状態で選挙戦が行われる」ことだという結論に達した。

 同時に、「これって、実際には『ほぼあり得ないシナリオ』だ!」とも思った。そりゃあ、そうだろう。山本一太は4期23年、自民党の国会議員として真面目に頑張ってきた。党が苦境の時も離れなかった。苦しい野党時代には、参院側で民主党攻撃の最前線に立った。「政権奪還の最大の功労者は、野党・参院自民党だった。」今でもそう信じている。

 すなわち、参議院議員・山本一太は(文字どおり)「自民党ひと筋」で踏ん張ってきたのだ。そのことは、党本部も県民もよく知っている。

 しかも、今の総裁は、窮地にあっても自分が一途に応援してきた安倍総理そのひとなのだ。いくら地元の県議団執行部ともめているからと言って、党本部が山本一太の推薦要請を断るわけがない!そうでしょう?(笑)

 そもそも自民党執行部は、(いい悪いはともかく)「世論調査で有利なほうを支援する」傾向が強いのだ。(苦笑)

 加えて言うと、大沢知事が県連推薦を得るのも「そう簡単にはいかないだろう」と見ていた。自民党群馬県連は国会議員団と県議団の連合体だ。合議体と言ってもいい。

 規定では、県連推薦は「県連の総意で決める」ことになっているはずだ。たとえば群馬県連に所属する国会議員が誰か1人でも反対すれば、「推薦は決められない」というルールだ。

 県連所属国会議員全員が、(山本一太が党推薦の候補になろうとなるまいと)「よしっ!県連としては大沢知事推薦で一致協力していく!」と足並みを揃える構図は、ちょっと想像出来ない。😞

 上記の分析を踏まえ、改めて知事選に関する自分の立場を明確にしておく。

 来年2月に大沢知事が進退を明らかにしたら(知事が出馬してもしなくても)、自分は、知事選の候補者として、堂々と党本部に推薦を求めるつもりだ。現時点では、そう考えている。

 両方が同じ条件(お互いに推薦なし)で戦うならまだいい。が、万一、こちらに党推薦が出ず、現職知事だけが県連推薦みたいな形になった場合(可能性は極めて低いと思うが)、県内の自民党支持者のひとたちから、まるで「山本一太が反乱軍」みたいに見られてしまう。(苦笑)それは、あまりに不条理だし、不愉快だ。一般の県民だって、「自民党って変だな!」と感じるに違いない。

 ただし、自分は党の推薦があろうとなかろうと、必ず知事選に立候補する。そして(ヌネスではないが)「群馬県と県民のために必ず勝つ!」と心に決めている。

 何度も言うが、政界デビュー以来、ずっと自民党にいる。そこは不器用な上州人だもの。都合良く「出たり入ったり」なんて出来ない。党への思い入れも人一倍ある。

 しかしながら、これだけは明確に言っておきたい。山本一太にとって、知事選を戦うための「錦の御旗」は、自民党の公認でも推薦でもない!それは「国民(県民)の民意」なのだ!!

 万一、自民党から完全に突き放された時(それはないと思うが)、自分が先ずやらねばならないことは、「錦の御旗(民意)」がこちらにあると有権者にアピールすることだ。

 そのために(早い段階で)「山本一太知事への待望論(民意)がある」ことを証明しておく必要がある。そう思っていた。それが、「反発や批判を覚悟で世論調査の数字(県民の民意)を公開した」最大の理由だ。

 自民党が雌伏の時を乗り越え、今、政権に復帰出来ているのは、野党時代も変わらず自民党を応援し、党の活動を支えていただいた地域の自民党員の皆さん、自民党支持者の方々のお陰だ。それは間違いない。当然、自分も地元の自民党関係者のひとたちを、とても大事にしている。

 それでも、ひとつ、忘れてはならないと思うことがある。「いわゆる自民党関係者と呼ばれるひとは、県民の数%しかいない」という事実だ。

 最新のデータによると、保守王国群馬県における自民党の政党支持率は約3割。これだけのひとが自民党を支持してくれていることに、(自民党国会議員として)改めて感動する。(感謝X20)だからこそ、期待を裏切らないように、皆で頑張らねばならないのだ。

 有権者の中の最大のグループは、相変わらず「4割を占める無党派層」だ。全体で見ると、恐らく県民の8〜9割は「穏健な保守」の思考を持ったひとたちだろう。

 以上、県内の自民党をめぐる現状を冷静に把握した上で、さらに正直に自分の考え方を述べておこう。

 来年7月、様々な理由で、特定政党の支援(支持や推薦)を受けずに、立候補することになったとしよう。その時、自分は生まれ育った故郷(群馬県)のひとたちに、こう訴える。

 「皆さん、群馬県のリーダーである県知事を決めるのは、一部の偉いひとたちではありません!国会議員でも、ましてや県議団の一部のひとたちでもありません!」

 「知事を選ぶのは、県民です。仕事や立場は違っても、毎日、真面目に一生懸命、頑張っている1人1人の県民の皆さんの独立自尊の意思が、次の知事を決めるのです!」

 「私は、そうした皆さんの『群馬をもっと明るくして欲しい!』『群馬をもっと元気にして欲しい!』という思いを叶えるために、どうしても知事になりたいのです!県民の皆さんの熱い、独立自尊の意志で私を応援してください!!」

追伸:
1.誤解のないように言っておくが、4期目の大沢県政に「民意がない」などとは言っていない。それを決めるのは「選挙」だ。

2.知事選出馬を(異例な形で)表明した件に関しては、まだ十分な説明が出来ていない。あえて「問題の本質」に切り込むのを避けている。が、核心に触れるのは、もう少し後にする。来年早々の状況をよく見極めたい。

 もう一度、自分に言い聞かせた。「この問題を軟着陸させようと調整の努力を続けてくれている仲間がいる。そのことを忘れてはならない!」と。