2018年12月29日:パート4

 夜。食後の紅茶を飲みながらのブログ。今日は、夕食を食べる前に運動を済ませ、熱いシャワーを浴びた。スッキリした頭で、ブログの続編を書く。

 「大沢知事に急いで会いに行くべきだ。こちらから頭を下げ、よく話し合ったほうがいい!現職知事に敬意を示すことが、候補者調整をスムーズに進める(=保守分裂選挙を回避する)ことに繋がる!」

 山本一太にそう薦めたほとんどの人たちには、2つの共通認識があるように思う。1つは、「大沢知事は、実はもう引退したいと考えている(=4選出馬は望んでいない)」ということ。もう1つは、「選挙をやれば、どう考えても山本一太が勝つ!」という感覚だ。

 残念ながら、自分の認識は違う。このブログを書きながら(改めて)痛感した。他の大勢の方々との根本的な「認識ギャップ」が、関係者との「あらゆるズレ」に繋がっているのだ、と。(ため息)

 過去数カ月、あちこちで、(しかも色々なひとから)「大沢知事は辞めたがっている」という話を聞いた。以前、00で会った時に「辞意を匂わせた」とか、これこれの会合の席で、「3期で引退する」とつぶやいたとか…。

 しかしながら、自分の目から見ると、「知事が引退を決めた」とは到底、思えない。そんな話は直接、聞いたことがないし、ご本人が「(進退は)来年2月まで明言しない」と繰り返しているのだ。

 この10月、前橋市内で、大沢知事の後援会である「清明会」の幹部会合が開かれた。そのことには何の問題もない。クレームをつけるつもりもないし、そんな権利もない。ただ、山本知事を望む人々は、この動きを「山本一太の出馬封じ」と捉えていた。それだけのことだ。

 この会合でのやり取りを、思い出して欲しい。翌日の複数の新聞報道によると、「会合では、複数の出席者から知事の4選を要望する声が相次いだ。それを受けて、知事が『皆さんの気持ちは受け止める』と答えた」とのこと。次の選挙に立候補しないと決めている知事が、(わざわざ)こんな発言をするだろうか?!(笑)

 そもそも、3期11年も県のトップを務めている知事が、非公式なお酒の席だったとしても、そんなに軽々に「もう辞めたい」とか、「次はやらない」とか、そんなことを口にするわけがない!これが自分の中の常識だ。

 大沢知事が「来年2月に態度を表明する(=それまでは出馬するかどうかを言わない)」としているのは、両方の可能性を残しているからだ。それ以外には考えられない。周りが何と言おうと、出処進退を決めるのはご本人なのだ。ちなみに、自分は「知事が4選出馬を表明する」可能性は十分にあると見ている。

 現職知事が立候補の意志を明確にしていない一方で、挑戦者として名乗りを上げた山本一太のほうは、「何があろうと、不退転の決意で知事選に出馬する!」と断言している。

 こうした状況の中で、まだ進退を決めていない(?)地元の現職知事を訪ねて、「何をどう話せばいいのか?」が分からなかった。たとえば、「私はもう決めているので、そちらの出馬は見合わせていただけませんか?」なんて、そんな失礼なことを言えるはずがないではないか!!

 そう思ったから、事前に仁義は切らなかった。立候補表明後に、大沢知事とアポを取ることも逡巡していのだ。

 「知事は選挙に出たがっていない。顔を立てるために頭を下げておくのが得策だ!」みたいな傲慢な感覚で現職の知事を訪ねることのほうが、「よっぽど知事に対して無礼だ!」と感じていた。

 皆さん、私の言っていること、おかしいでしょうか?!

 あ、お湯が沸いた。この続きは③で。