2018年12月24日

 クリスマスイブの朝。大きく深呼吸をして、パソコンの電源を入れた。

 昨日、感情的になったトランプ大統領が、すでに辞意を表明しているマティス国防長官を「2ヶ月前倒しで辞めさせる!」と宣言した。「あいつはけしからん!」と怒りまくっているとか。

 政権の功労者に対して、幾らなんでも失礼だ。あれ、どこかで聞いたようなエピソードだと思いませんか?(笑)

 さて、明日の県連所属国会議員会議では、出席者から「出来るだけ早く県連会長を退くべきだ!」みたいな意見が相次ぐだろう。そんなシナリオが出来上がっているはずだ。

 そうは言っても、同じ群馬県を地元とする仲間のひとたちの発言だ。激情を抑えて(笑)、冷静かつ真摯に耳を傾ける。立場は違っても、9名の方々全員に、「難しい状況ではあるが、最後は何とか双方の顔を立て、揉めないように調整したい!」という気持ちがある。そう信じたい。

 政治家は、それぞれ思惑が違う。同趣旨の意見に見えても、ニュアンスが異なる場合もある。1人1人の考え方を、よく確かめてみようと思う。

 国会議員団の大半(?)の意見と山本一太の主張は噛み合わない。最後は平行線になるだろう。そうすると、どうなるだろうか?

 自分が法廷(?)から退席した後で、国会議員団の総意として「県連会長の降板を求める」方針を決めるのだろうか?それとも、その場で、申し入れの文書案か何かが示されるだろうか?ただし、(そうなったとしても)9名全員が署名することはないと信じている。

 こうなることも覚悟はしているが、出来ればやめてもらいたいと思う。県連会長はどのみち辞める。仲間の国会議員の方々には、長くてもあと1ヶ月かそこらの間、展開を見守っていただけないだろうか?それが自分からの唯一のお願いだ。

 地元の県議から強い働きかけを受けている国会議員もいるだろう。でも、県議団執行部(一部のひとたち?)のように、「明日にも辞任すべきだ!」と息巻いている議員は「一握り」のような気がする。4人の地域担当秘書たちも同じ感覚だ。

 前回のブログでも触れたが、県連会長は、大沢知事が態度を表明した直後に辞める。あと、せいぜい1ヶ月かそこらの話ではないか!もっと早く出馬表明すると予想するひともいる。年が明ければ、あっという間だ。

 今、この状況で県連会長を降りたら、(決断を表明した手順に関するお叱りは甘受するものの)まるで「スゴく悪いことをして解任された」みたいに映ってしまう。県議団執行部(?)の意向ばかりでなく、こちらの立場にも少しは配慮して欲しい。

 「県連会長公選規程」という皆で作った民主的なルールに基づき、国会議員である自分が県連会長に選出された。リコールの規程はない。ルール上は、自分が辞任しない限り、県連会長は替えられないことになっている。あえてその規程を設けなかったのは、理由があってのことだ。自分はそう見ている。

 その民主的な手続きで選ばれた国会議員の県連会長が、県議団執行部の主導でポストから引き摺り下ろされる?!しかも超法規的に?!

 これを許したら、後々、国会議員と県議会議員との「あるべき関係」に大きな禍根を残す。というか、将来、何かの局面で、国会議員である自分たちの首を絞めることになりかねない。国会議員の仲間の皆さん、その点は、ぜひ、よく考えていただきたいと思います。

 ふと思った。次の県連会長はどう選ぶのだろうか?!まさかこちらも「緊急事態」という理由で、会長選挙をやらずに(ルールをなし崩しにして)決めるのだろうか?!そうだとしたら、もう滅茶苦茶だな。😓

 同じく明日、県議をトップとする選挙対策部会が参院選の選考委員会を立ち上げるための会議を行う。恐らくここで、某ベテラン県議から、こんな批判が展開される。

 「そもそも選対委員長を兼任する山本県連会長がここにいないのがおかしい!選対委員長の役割を放棄して国会議員団に丸投げした!県連会長の資格はない!」と。

 この発言を受けて、選挙対策部会長(?)が、「それはもっともな話だ。ついては皆さん、選挙対策部会として、山本県連会長の辞職を求める文書を取りまとめたいがよろしいか?」くらいのことを言うのかもしれない。

 いや、もしかすると、その場で決議案(?)が提示されることさえあり得る。これも、相当に強引かつ無理筋な話だ。(苦笑)

 あ、お湯が沸いた。熱い紅茶も飲みたいし、情報収集もやらねばならない。この続きは「その11」で。

追伸:
1.先ほど、地元のある「有力な支持者の方」と電話で話をした。「私は一太さんを信頼しているんです。新聞でいろいろ書かれていても、きっと戦略があってのことだろう、と。今の立場がどうであろうと、山本一太を最後まで応援する!周りにも、そう公言しています。頑張ってください!!」

 目頭が熱くなった。😭このひとのためにも、絶対に勝たねばならない!絶対に知事にならないと!!

2.高校時代の同級生とも電話で言葉を交わした。クラスで1、2番の秀才だった彼が、こんなふうに励ましてくれた。

 「あのさ、山本!県議団執行部との対立(?)みたいなことを、時々、新聞で見るけど、この間も同級生の00が言ってた。『新聞にチョコチョコ記事が出てるけど、オレらの周りの一般のひとは皆、山本に知事になって欲しいと言ってる。何も問題もないよな!』と。」

 「それと、皆、言わなくても、ちゃんと分かってるよ。何か県議団の偉いひととか、国会議員の一部に虐められてるみたいだけど、県議団の幹部(?)は、『自分たちがコントロール出来る知事』がいいと思ってるってことだろう?山本一太は自分たちのコントロールがきかないから嫌だ。そういうことだろう?(笑)周りもそう言ってるよ!そうそう、一般の県民は県連会長問題なんて、全く関心ないからね!(笑)」

 そうだとすれば、自分とは考え方が根本的にズレている。(ガクッ😓)「知事」を選ぶのは、県議でも国会議員でもない!それぞれの分野で真面目に生きている独立自尊の県民1人1人の意思なのだ。実は、県民の民意こそが、知事選を戦う上での「錦の御旗」に他ならない!!

 しかも、知事は県民全体のためにある。ひと握りの人々の既得権益を守るために存在しているのではない!!

 皆さん、山本一太のこの感覚、間違っているでしょうか?!