2018年12月19日

 午前1時過ぎ。しばらく意識を失っていたようだ。(ふう)

 ウェブ番組「直滑降ストリーム」終了後の恒例の夕食懇談会はパスした。珍しく身体が重かったからだ。睡眠不足に加えて、明治神宮の寒さもやばかった。身体の免疫力が少し落ちている感じだ。

 熱い紅茶に蜂蜜を入れて、と。気力を振り絞って、ブログを更新する。

 県連会長である自分が欠席する中で行われる週末の国会議員団会議では、「山本一太県連会長の一刻も早い辞任を求める」合意がなされるかもしれない。国会議員団全員(?)の意思(?)として、そうした趣旨の決議(要望書)を手渡される可能性さえあると思う。

 が、何度も言っているように、自分は「大沢知事が態度を表明すると宣言している来年の2月」まで、県連会長を降りるつもりはない!

 何しろ、「来年2月に知事が進退を決めるまでは一切、候補者調整をしない!」と明言している県連幹事長(狩野県議)自身が、「現職の知事に出馬要請をした」と囁かれているのだ。(苦笑)少なくとも、知事自身が「県議団のトップである県連幹事長から立候補を求められた」という認識を持っている。どう考えても「筋」が通っていない!😡

 これから「その4」の続編を記す。が、最初から「公平性」や「中立性」など、微塵も感じられない。(ガクッ)狩野幹事長の一連の立ち振る舞いを見ただけで、今の県議団執行部が「山本知事を望んでいない」のは明白だ。大沢知事が出馬を決めれば、「現職知事に県連推薦を出そうとする」に決まっているではないか!(笑)

 もしかすると、「県連会長の首はすげ替える。そうすれば、あなたを必ず県連推薦に出来るから心配無用だ!」(加えて、「山本一太の党本部推薦も阻むから大丈夫!」)みたいな条件で、知事に立候補を促しているのかもしれない。そこまで勘ぐってしまう。(苦笑)

 ところで、立候補を表明すれば「4選」を目指すことになる現職の大沢知事に、党本部の推薦を求める資格はない。党本部が推薦を与える知事選の現職候補は3期までと決まっている。4回目以降の選挙は、「多選批判」に晒されると判断しているからだ。

 県連(県議団)が大沢知事を推薦すれば、党本部推薦を求める山本一太とのねじれが生じる公算が高い。が、どんな状況になろうと、この際、自民党群馬県連所属の9名の国会議員の方々に、これだけは、お願いしておきたい。

 群馬県選出の国会議員の皆さん、来夏の知事選が私と現職知事との選挙になったとしても(恐らくそうなると思いますが)、「こちらのほうだけ応援して欲しい!」などとは言いません。が、選挙では、せめて「中立」を維持してください!!心からそうお願いする理由は改めて書く。

 さて、ウォーミングアップは終わり。いよいよ「その5」に取りかかる。前回のブログ(その4)で言及した大沢知事と中沢丈一県議の会話とは、どのようなものだったのか?複数のルートで集めた情報を総合すると、以下のような事実が浮かび上がって来た。

 12日の県議団総務会の前日、県議団の重鎮である中沢丈一県議(県連副会長)が大沢知事を訪ねた。大沢知事と中沢県議は同期の県会議員だった。中沢副会長が、知事にこんな趣旨のことを話したようだ。

 「大沢知事、あなたは、もともと2期8年という公約で立候補して当選した。が、結局、3期12年を勤めあげることになった。(前知事の多選批判で当選したことも考え合わせると)さすがに4期目は難しいのではないか。ここらへんで勇退するのも道じゃないですか?」

 知事は強い口調で(激昂して?)こんなふうに応じたらしい。

 「オレのことを引き摺り下ろしに来たのか?!自民党県議団は一体、どうなっているんだ!狩野幹事長からは、出馬要請を受けているんだよ!」と。

 知事のこの反応には、さすがに中沢県議も驚いたようだ。この言葉を聞いて、普段は温和で優しい中沢県議が、「県連副会長である自分には何の相談もない。次の知事選びが(一部の幹部の間だけで)こんな不透明な形で進んでいるとしたら、由々しき事態だ!」と怒ったとしても当然だと思う。

 翌日の県議団の総務会で中沢県議が発言を求め、狩野幹事長に「単独行動は慎むべきだ!」と迫った背景には、こんな経緯があったのだ。同席していた某幹部から、「それはどういう意味なのか?」と質された中沢副会長は、このエピソードを全員の前で披露したというわけだ。

 狩野幹事長は(その場で)「そんなことは言っていない!」と否定したとのこと。同席していたベテラン県議が、「それは、宴席か何かでの発言ではないか?」と庇ったと聞いている。

 この日(12日)の13時過ぎだったと記憶している。朝の国会議員団会議の結果を報告するために、狩野幹事長に電話を入れた。幹事長は、「今日の総務会と議員団総会で、自分のほうから県連会長との話し合いの結果を報告した。総務会では『審判とプレーヤーを一緒にやるのは分かりにくい。県連会長は辞任すべきだ』という意見が出ていた」と話していた。

 その時、幹事長から、こんな発言もあった。「そうそう、県連会長の耳に入っているかどうかは分かりませんが、私が大沢知事に出馬を要請したみたいなことを言っているひとがいる。そんなことは絶対にありませんから!私がそんな無責任なことを言うわけありませんよ!」

 それとなく噂は耳にしていたが、言葉を選びながら、こう答えた。

 「え?それは初耳です。が、まあ普通に考えれば、あり得ない話ですよね!(笑)県連幹事長が県議団の代表として私と候補者調整の話し合いをしているのに、他方で現職知事に出馬を促すなんて…ね。」

 「そんな信義の欠片もないことを、幹事長の狩野さんがするはずがない!事実なら、信頼関係が根本から崩れてしまう!その言葉を信じたいと思います!」

 個人的には、秘書として長年、亡父のために頑張ってくれた狩野幹事長の言葉を信じたい。が、県議団の誰もがよく知っている。中沢丈一県議が立派な人格者で、間違っても「嘘」を言うようなひとではないことを!

 それを考えると、大沢知事が(中沢県議に)「オレを引き摺り下ろしに来たのか?自民党県議団はどうなっている。狩野幹事長からは出馬要請を受けているんだ!」と言ったことは100%、間違いないと思う。

 思い出して見て欲しい。自分が知事選出馬への意思を表明した後、狩野幹事長(=県議団)と最初の話し合いを持ったのは、12月8日(土)の18時だった。その後、狩野氏は12月11日までのどこかで、(恐らく)大沢知事を訪ねている。

 県連幹事長と知事が(しかもこのタイミングで)次の知事選に関して話し合ったのだ。「山本一太が会いたがっている」という話の他にも、様々な議論をしているに違いない。

 その直後(数日後?)に会った中沢県議に対して、大沢知事が、「狩野幹事長からは出馬を要請されているんだぞ!」と言い放った。普通なら(誰だって)「なるほど、山本一太の要請を受けて狩野幹事長が知事と会った際に出馬要請したか、又は(少なくとも)出馬要請の姿勢が変わらないことを確認したんだな!」と考える。

 「狩野幹事長が知事に出馬要請したというのは、お酒の席か何かでの発言ではないか?」という複数のベテラン県議の解説も(あらゆる意味で)不自然だ。(苦笑)なぜそう思うのかは、次回のブログ「その6」で。

 気がつくと午前3時を回っている。腹筋も背筋もやらずに寝る。おやすみなさい!!