2018年12月17日

 昼。高崎市内のカフェで、ホットサンドランチを注文した。前橋市の経済人による後援会「山富会」、山本一太草津町後援会では、「来夏の知事選では、いかなる場合も山本一太を全面支援する!」という決議が行われた。

 今日は、19寺から太田市内で群馬県東部地区(2区、3区)を中心とした後援会役員会議がある。ここでも知事選出馬を決意した経緯を説明し、決意表明の演説をやる!後援会の支持者の方々に対して、ど真ん中から応援をお願いするつもりだ。

 さて、ここからはブログの続編。県連会長続投問題を取り扱った昨日の地元紙(上毛新聞)の1面の記事に、山本一太と狩野幹事長の見解が続けて掲載されている。

 「山本氏は、大沢氏が出馬を決断して県連に推薦を申請した場合、『自分の職務との整合性がつかないので辞める』と明言する。一方で、大沢氏が進退を表明せず、県連としてもその行方を見守っている現段階では『辞める理由はない』としている。」

 「これに対し、狩野幹事長は来年1月、県連として大沢知事に対して新年度の予算と政策に関する要望を行うことを指摘。『県連が予算、政策要望をしようとしているのに、その会長が知事選への出馬を表明し、自らの政策を語っている現状は筋が通らない』と主張している。」

 大変申し訳ないが、この狩野幹事長の主張には論理性が欠如している。だってそうでしょう?毎年1月(?)に行われる県連による知事への要望に関しては、県連会長として全く関わっていないのだ。内容の相談を受けたこともなければ、要請に同行したこともない。

 逆に、県連会長である自分の全く預かり知らぬところで「山本一太」という名前が使われていたとしたら、それこそ県連の執行部に内容を質すべき話だ。そう思って昨年の書類を調べてみたが、いかなる要請文書にも、「山本一太県連会長」という名前は見当たらなかった。実質的に取り仕切っているのは、政調会長と幹事長だ。

 県連会長が全く関わっていない毎年1月の知事要望があるからと言って、なぜ、自分が県連会長を辞めなければならないのか?!さらに言うと、「県連会長が知事選への出馬を表明し、自らの政策を語っている現状」がどんな理屈で「筋が通らない」のか?!全く関連性が分からない???それこそ為にする議論だ。幹事長のこの発言には、県連の政調会長経験者も首を捻っていた。(苦笑)

 それにしても、こんな理屈に合わない主張まで持ち出して辞任を迫るなんて!!皆さん、おかしいと思いませんか?!よほど「大急ぎで県連会長を変えたい」理由があるに違いない。この記事を見て、益々、続投の意欲が高まった。(笑)

 県連会長続投問題に関しては、もう1つ、狩野幹事長に言っておきたいことがある。

 12月15日、前橋市内で「山富会」の緊急会合が招集された日、狩野幹事長から電話があった。次のような内容だった。

 「2つ、報告したいことがある。1つは知事との面会の件。知事に聞いてみたが、やはり来年2月までは会うつもりはないとのことだった。もう1つは県連会長の件。県議団では一刻も早く辞職すべきだという意見が強い。何しろ、皆のところに『抗議が殺到している』状態だ。」

 「知事の話はよく分かりました。県連会長続投問題に関しては、よく考えて決めたいと思っています!」と答えておいた。

 現職知事が「会えない」とおっしゃっている件については、後述する。が、狩野幹事長が口にした「抗議が殺到している」という言葉が心に引っかかった。「これって本当なのだろうか?」と。

 そもそも、この問題の当事者である山本一太の事務所に、「県連会長は辞めるべきだ!」みたいな抗議の電話は(現時点で)一本もかかって来ていない。ギザギザの情報もちゃんと本人の耳に届ける4人の地域担当秘書からも、「各地で抗議が殺到している」という報告は受けていない。逆に、「知事選、応援するよ!最後まで貫け!」という激励の声が多いと聞いている。

 最近、スーパーやコンビニ、ファミレス等でも一般のひとに声をかけられることが、以前より増えた。誰一人として「県連会長問題」に言及したひとはいない!(笑)

 自分の感覚だと、県民を含む一般の有権者は、誰が県連会長を続投するとかしないとか、そんなことには、ほとんど関心がない。彼らが興味を持っているのは、「県知事が変われば、群馬の何が変わるのか?」「それが自分たちの生活を豊かにすることに繋がるのか?」ということだ。

 政治家の言葉は重い。「抗議が殺到している!」というなら、「誰がどこからどのくらいの抗議を受けているのか?」、事実関係を正確に説明してもらいたいと思う。

 あ、美味しそうなサンドイッチが登場。この続きは「その3」で。