2018年12月9日

 夜。熱い紅茶を飲みながら、パソコンのキーボードを叩いている。

 中央大学公共政策大学院の客員教授として、4年連続(?)で講義を持たせてもらった。山本一太が担当したのは、自ら発案した「政治とメディア」という講座。取材を受ける議員の立場から、政治とメディアのあるべき関係を検証するという授業だった。

 毎回、現場で活躍する敏腕ジャーナリストやTV番組のプロデューサー、現職官僚、メディアでお馴染みの同僚議員等をゲストに招き、受講生(院生)を巻き込んで議論を進めるというスタイルを取った。授業が終わった後は、皆でよくお茶を飲んだ。

 毎回のように「山本講座」を受講していた2人の院生がいた。この2人を含む4人の「自分より30歳ほど若い友人たち」を集め、「豆腐の会」という会を作った。時々、集まっては、議論(?)を戦わせていた。カラオケを歌いに行くこともあった。

 「一太の熱血教室」のメンバーだったその2人の元院生が、結婚することになった。2人からこう言われた。「私たちのキューピットは一太さん!とても感謝しています!」と。😆

 大学院修了後、新郎は東京の某有名企業で経験を積んだ。政治家の秘書を務めた後、地元の山梨県に戻った。仲間と起業し、様々な分野に活躍の場を広げている。

 新婦は厚労省に入省。真面目で優秀なひとだけど、残業時間が多過ぎるのが(ちょっぴり)気になる。何しろ、厚労省は働き方改革の旗頭なのだ。率先して、霞が関の仕事のシステムと職員の意識を変えていって欲しいと思う。え?職員は皆、頑張っている。役所の業務が忙し過ぎるのだ。

 今日は都内の某ホテルで2人の「結婚式」と「披露宴」が行われた。両家のご親族のみが参加した結婚式にも、同席させていただいた。

 披露宴はとてもいい雰囲気だった。出席者全員を自然に笑顔にする「居心地のいい空間」が出来上がっていた。演出もBGMの選曲も「スゴくセンスがいい!」と感じた。新郎も爽やかな風貌だけど、とにかく「才色兼備」の新婦が輝いていた。👍👍👍

 当初は新郎側の主賓として、祝辞をお願いされていた。が、数日前、新郎から東京の事務所に連絡があった。

 電話を受けた秘書によれば、「一太さんには、スピーチと歌、両方をお願いしたいのです。時間の取れる乾杯後のイベントタイムを確保します。大丈夫でしょうか?」という話だった。

 聞いた瞬間、「準備する時間もないし、そりゃあ、無理だろう!」と思ったが、何しろ、この2人は「少し年の離れたマブダチ」なのだ。しかも新郎新婦にとっては一生に一度の大イベントだ。「どんな無茶ぶりにも、応えねばならない!」と考え直した。😅

 急いで伴奏してくれるミュージシャンを探したが、見つかるはずもない。(笑)ああ、あと1週間、早く言ってくれたら…なあ。😔(ガクッ)いろいろ考えて見たが、「自分がアコギの弾き語りをやるしかない!」という結論に達した。

 ケーキ入刀、この日のデザートに関するお洒落な演出があった後、いよいよ「オンステージ」の時間がやって来た。(笑)2人の馴れ初めや大学院時代のエピソードを語った後、アコギを弾きながら、「スタンドバイミー」を熱唱した。

 途中でピックが飛びそうになったり、練習不足(ほとんどぶっつけ本番)で音程(声)が上がり切れなかったミスもあった。それでも、何とか最後まで走り抜いた。(ホッ)

 新郎の活動拠点は山梨。新婦は東京。それぞれの仕事で離れ離れに暮らしている2人が、「早く一緒に(いつも近くに)いられますように!」という願いを込めて、一生懸命、歌った。自分の気持ちは、新郎新婦に伝わったと信じている。

 歌い終わった瞬間に、会場から大きな拍手が沸いた。00君、00さん、どうか末長くお幸せに!!💝💝💝

 テーブルに戻ると、再び拍手で迎えられた。隣の席にいた某有名企業の経営者が言った。「考えてみたら、ギターを弾く知事って、全国、どこにもいませんよね!(笑)」と。

 来夏の知事選挙に勝てるかどうかは分からない。が、もし当選出来たとしたら、当然、「日本にたった1人しかいない知事」を目指したい!!👍👍👍